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ツマグロヒョウモン(1)ヘビメタサナギ

 M木高の玄関に、ほったらかしになっていたパンジーのプランター10個、6月だというのに、まだ花が少し咲いていた(*^_^*)

 よく見ると、そこここに怪しげな毛虫が(>_<)・・・。体長4cm程度、黒を基調としているが、背中に赤いラインが(*_*)・・・。見るからに毒々しい感じだ(@_@)

 近くにいた生徒が、「この毛虫、小学校のとき見た、やっつけよう!」と言っていたが、正体が判明するまで待っていただく。毛虫の色や特徴を目に焼き付け、ネットで画像検索。一発で判明!(^^)!

 ツマグロヒョウモン

 てっきり蛾だと思っていたのですが、ヒョウモンチョウの仲間。特にメスの色がかっこよさそうなので、やっつけるのは中止。パンジーの時期が終わっており、プランターごと処分される恐れがあるので、2個のプランターに20匹ほど集め、中庭に引っ越し。

 数日後、現れたのが、下写真のヘビメタサナギ!(^^)! 全身がトゲトゲで覆われているだけでなく、ナント10個の金属鋲(ビョウ)。キラキラ輝くので拡大すると、ナント憧れの鏡面仕上げ!(^^)!


カラスアゲハ 鱗粉(構造色) 鱗粉(構造色)
幼虫からサナギに ヘビメタサナギ2匹 鏡面仕上げだ!(^^)!


 金属単体を生物が析出させるとは、にわかに信じがたい。だいたい幼虫が主食にしていたパンジーに多量の金属が含まれているはずもない。

 タマムシ虹色クワガタと同じ構造色が推定されると言うより間違いなく多層膜構造であろう。鳥対策の働きが考えられる。

(2014/6/21、TAKA)

ツマグロヒョウモン:(1)ヘビメタサナギ|★毛虫の画像あり(2)赤黒、やばい(>_<)
シンジュサン:カラフル芋虫(1)カラフル芋虫(2)カラフル芋虫(3)
アゲハ:サナギは地味


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