自然の色

幻のクワガタ(1)

　DeAGOSTINIが新シリーズ「世界の昆虫」を発刊するという。 DeAGOSTINIは、おまけ付きのシリーズ物を次々と出している興味深い出版社である。なぜか創刊号は格安であり、さらにケースまでついてくるので、「TREASURE STONE」、「Real Robot」を購入し続けてしまった。（「TREASURE STONE」は７５号まで購入、それも２巻ずつ！）

　昆虫も好きではあるが、同じミスはしまいとムシしていた。ふと本屋で「世界の昆虫」３号を見てびっくり！何と創刊号のおまけスーパーリアルフィギュアはニジイロクワガタ！虹色と聞いては、買わざるを得ない。

　創刊号の発売は、１ヶ月前。すでに店頭には売り切れてなかった。「本なら何でも揃う」がキャッチフレーズのＫ川県最大のＭ脇書店を探すが、ここも売り切れ。幻のニジイロクワガタは幻となるか！？

　諦めかけていたところに京都の出張。帰りにふと入った本屋（京都駅地下のイノダ珈琲横）で偶然発見！（あまりのうれしさに、イノダ珈琲オリジナルコーヒーカップも買ってしまった）

　ニジイロクワガタは、オーストラリアとニューギニアに分布する世界で最も美しいクワガタムシといわれている。コウチュウ目特有のメタリック感があり、さらに虹色に輝いている。

　「世界の昆虫」創刊号を手に入れたい人は、今すぐ京都に行くべし。まだ１０冊弱残っていた。（ネット通販でも在庫はあるようだ）

　次回は、虹色の秘密について考えてみたい。

（2005/7/18、TAKA）

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