シャボン玉>シャボン玉の撮影
(5)ドーム状レフ板
ドーム状(半球)のレフ板を使用(下図)することにより、シャボン玉の撮影に成功した。
半球ドームは、プラスチック製の植木鉢(直径30cm、100円ショップ)で、内側を白くペイントし、カメラ用に2cm程度の穴をあけた。
シャボン玉のバックを黒くするため、シャボン玉より少し大きめの黒いゴム板を置き、ドーム等全体を半透明のアクリル板に載せた。
照明は当然デイライトで、下に置いたレフ板で間接光にした。
この撮影装置により、良好なシャボン玉撮影ができるが、カメラレンズの黒い点がシャボン玉に写ってしまうこと、デイライトの発熱によるドーム内の対流でシャボン膜が乱れる(しかたがないのでデイライトは撮影するときのみ点灯した)、シャボン玉が半球であること等の問題点もある。
黒い点の問題は、原理的に解決しないと思うが、全球シャボン玉の撮影は可能であるはずである。今後のテーマとしたい。
追:「どこまでもふくらむシャボン玉」(武田毅著 ポプラ社(1998))には、全球のシャボン玉が撮影されている。(レンズの黒い点が写っている)(2003/1/25、TAKA)
シャボン玉の撮影:(1)撮勝手に明度調整|(2)照明について|(3)リバーサルフィルムとデイライト|(4)板状レフ板|(5)ドーム状レフ板|(6)手作り大型ドーム|(7)くらうんとのコラボ
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