シャボン玉研究室

バブルマシン(3)

ディスクタイプ

ディスクVSドラム

 バブルマシン(2)で紹介したように、これまでTAKAが作ったバブルマシンは、円盤が回転(ディスク型)である。

 回転するディスクの周りに輪を取り付け、下部がシャボン液に浸かる構造である。扇風機等の風の力で、シャボン玉が連続してでき、さらに吹き飛ぶというものである。

 構造が簡単なので、シャボン玉愛好家のバブルマシン(シャボン玉発生装置)は、このディスク型が多い。大きめのシャボン玉ができるが、発生数は、せいぜい1分間に数千発である。

 「百万発のシャボン玉」は、ドラムが回転するタイプ(ドラム型)であった。
ドラムタイプ  ドラムタイプは、シャボン玉を作る輪を並べることができない(輪を固定する部分にもシャボン膜ができる)。結局、ドラムが網状になり、網状のものに空気を吹き付けると泡がくっつくと思い込み、これまで作らなかった。

(餅網を振ってシャボン玉を作ると、数珠つなぎのシャボン玉ができておもしろい)

 思いこみでは、科学やバブルマシンの進歩はない!ドラム型で「百万発のシャボン玉」が発生しているので、餅網とドライヤーで実験してみた。

数珠つなぎのシャボン玉 ドライヤーを近づけると 小さな穴から強い風を送ると


 写真の左が、数珠つなぎのシャボン玉である。これではバブルマシンにならない。
ドライヤーを近づけると、なんとシャボン玉はほとんどくっつかずに、勢いよく飛び出した(写真中)。

さらに強い風にするため、小さな穴を並べたパイプで細いが強い風を送った(写真右)。

大成功である。(^o^)

穴の大きさ、網との距離、網のメッシュの大きさ等課題は多くあるが、完成の日は近い。

目標!「百万+一発のシャボン玉」。
来る11月8日(土)9日(日)の科学体験フェスティバルで、お見せします。
・・・たぶん?(^_^;)

(2003/11/1、TAKA)

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