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どちらもクラノール

(3)クラノール実話2

 株式会社クラレのH中さんから電話があった。1週間ほど前にクラレに出した「クラノールに関する質問」メールの返事だ。前回の「クラノール実話」の疑問がここに明らかとなった。

 「クラノール」は、株式会社クラレの登録商標であった。クラレが、東日本ではウエハラ化学(長野県諏訪)に、西日本では株式会社永久糊(兵庫県神戸市)に製造販売を委託している。(佐伯澱粉工業はなくなったそうだ)

 製造法については、品質を一定にするために指定しているが、希釈の水については特に指定はない。ということは、洗濯糊の用途から考えて精製水を使用するとは考えられない。工業用水、もしくは水道水を使用していると考えられる。

 幸いにして、長野県・兵庫県共に水の硬度は低いので、シャボン液に対する影響は小さいと考えられる。が、究極のシャボン液を目指す我々にとっては、見逃すことはできない。

 おそるおそるH中さんに申し出た。(H中さんはとても優しそうだった)
「学術研究のため、さらに全国3000万人シャボン玉ファンのため、クラレポバール(クラノールの原料、粉末)をいただけないか・・・」

「サンプルを1kg送ります」


 我がシャボン玉研究室は、この1kgできっと究極のシャボン液を作ります。結果は当然このコーナーでも発表します。

 ※クラレポバールは、500円/kg(20kg単位で販売)購入できるそうです。

(2003/8/24、TAKA)

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