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(2)クラノール実話
写真のクラノールは、右が佐伯澱粉工業株式会社、左が株式会社永久糊の製造である。さらにウエハラ化学のクラノールもある。いったいどういうことだろうか。!?
実は、「クラノール」は商品名ではなく、登録商標なのだ!!
クラノールの文字の右にのマーク(商標として登録)がくっきりとある。そう、Windows
、Pentium
等もそうだ。
クラリーノを使用しているランドセルにも、「クラリーノ」が表示されているが、だれもそのランドセルの商品名をクラリーノとは思わない。ところが洗濯糊のクラノールはどうであろう。
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印があるにもかかわらず、多くの人がクラノールを商品名と勘違いしている。(勘違いさせている?)
クラノールは、クラレのクラレポバール(ポバールは、PVAポリビニルアルコール別名)の加工品を指しているようで、商標として登録しているのは、クラレかもしくはそうでないかはわからない。
杉山兄弟は「クラノールは、純度がいい」と本に書いたが、洗濯糊でクラノール(ウエハラ化学)が覚えやすくてたまたま調子がよかっただけではなかったのか。すなわち、クラノールVS他の洗濯糊。(たまたま、他の洗濯糊で不調のものがあった・・?)TAKA(まだ登録していません)も、たまたま佐伯澱粉工業株式会社のクラノールが調子がよかった。たまたまが、クラノール神話となったとにらんでいる。
洗濯糊の決め手
それでは、シャボン玉用(洗濯糊用ではない)洗濯糊の決め手とは何だろう?
洗濯糊は、10%程度のPVA水溶液である。すなわち、90%は水なのだ。洗濯糊の用途から考えると、90%の水に精製水を使用するはずはない。当然水道水を使用していると考えられる。
その水道水が、硬水だとしたら・・・・!(2003/8/21、TAKA)
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