おまけ
写真は2年前に撮影したものである。上部1/3の所に黒い膜、その上に大きく白い膜、そしてその上にわずかに黒い膜が見られます。
四角い銅の枠にグリセリンに溶かせた洗剤、振動のない机の上に風と蒸発を防ぐ透明なアクリルケース。4時間後にできたものである。
この時、黒い膜が2カ所に生じ、これが薄膜の光の干渉から求めた結果と一致したので、この結果は多少ずれがあっても正しいと確信していた。
ところがこの値はどうも文献値と一致せず、また上部の大きな白い膜の生じる原因、さらに上部1/3の黒い膜の下の青と黄色の間に緑が見られず白っぽくなっている理由も全くわかりませんでした。
前ページの「黒い膜・白い膜」で述べたコロイドという発想により、これまでの謎がいくらか解けた思いがします。
ひょっとするとこれまで述べたことは、勘違いがあるかもしれません。 マイセルスの方法(シャボン水溶液を1/3入れた密閉した瓶に膜を張らせる金属枠をぶら下げる)でもう一度よく観察してみることにします。 またコロイドの研究もする必要があるようです。
半年後を目安に実験結果等を報告いたします。
(2001/3/30、TAKA)
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