また西光寺の門前には、表に「迷路のまち」、裏面に放哉さんの略歴を記した看板と、さらに土渕海挟の向い、町役場近くにアーチ型看板を設置したほかその横に迷路エリアの地図が入った案内板も作られました。
この行灯とのれんの設置は、今後も賛同者を増やしていくようですが、放哉さんを尋ねてこられた方は、まず平成6年4月にオープンした「小豆島尾崎放哉記念館」に寄られ、高台にある放哉さんのお墓にお参りした後、友の会が設置した標識を逆にたどり、この路地を通って西光寺の大銀杏の下に建てられた放哉・山頭火の句碑を見た後、のれんと行灯をたどりながらお店に掲げた放哉句を鑑賞し、世界一狭い海峡にかかる永代橋を渡り、平成十七年八月にオープンした「尾崎放哉資料館」で最後の仕上げをしていただきたいと思います。
なお資料館の隣にある「町立中央図書館」には、放哉さんに関する資料が沢山あり、ゆっくりと研究されるのも、放哉さんにふれあえる有意義な機会ではないかと思います。
お帰りの節は土庄港緑地公園にある放哉さんの上陸地の句碑も是非ご覧いただければ幸です。
以下店舗名と、店主が選んだ放哉句を掲載いたします。 |