色は実在しない
はじめに光ありき。
私たちの周りは光で満ちあふれています。
太陽の光、電灯の光、ろうそくの光。またその光を受けて様々なものをみることができます。
私たちが存在する前から、光はあふれていました。
私たちの目に入ってくるのも、光です。目の中の水晶体で屈折した光は、網膜に像を結びます。
私たちは、網膜に映った像により物の形や色を認識します。
私たちの目に入ってくるのは、光です。色ではありません。
色は目に入ってきた光の「波長」「強度」等の情報を、網膜(正確には錐体細胞、センサーの一種)で感じ、視神経(ケーブル)を通じて脳(CPU)で処理されたもの。
それが色なのです。色は、「痛い」「甘い」と同じ感覚なのです。
(2001/3/10、TAKA)
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