電球の下で見た白い紙
白いものには、雪、砂糖、ワタ等があります。
でもそれらは本当に真っ白でしょうか?
あなたが今見ているこのページの文字は白ではありません。
BGカラーを黒くしているため、文字を白くする方がくっきりするのですが、それでは目が疲れると考え、少しだけ明度を落としています。(RGB="#BBBBBB")
白いと思っているものに白色光をあてると、明度が上がりさらに白く(?)なります。ということは、最初白と思っていたものはグレーなのでしょうか?
白色だけでなくすべての色は、ヒトの感覚です。
そのため順応(明暗順応・色順応)も生じます。夜間電球の光を黄色く感じず、白色に感じます。したがって電球の下で見た白い紙は白く感じます。
これでは何が白で何が黄色かわかりません。
「白とは、ヒトの感じる光をすべて反射する」。これではどうでしょうか。しかしこれでは鏡になってしまいます。反射ではなく乱反射して、相殺する必要があるのでしょう。
最初に述べた雪、砂糖、ワタ等はすべて粒子の細かいものです。粒子が細かいので乱反射する、そのため白くなるのかもしれません。(石炭は粉末にしても黒いぞ(^_^;))(2001/12/15、TAKA)
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