自然の色＞タマムシを求めて

(10)Ｍ亀城のエノキ

　「Ｍ亀城の周辺にエノキがいっぱい生えている！」新特派員Ｔ木から報告があった。

　Ｍ亀城は、下の左写真の通り、日本一の石垣で有名（天守閣は小さい･･･である）。 石垣の横にエノキが生えていれば、エノキの樹上を飛んでいるタマムシを間近に観察・撮影できるはず!(^^)!

　と言うわけで、先日タマムシシーズンが来る前に下見に行った。Ｍ亀城は、ＴＡＫＡの家から車で50分程度。 わかりにくいが、無料の駐車場に車を停め、歩き出すとナントすぐにエノキらしき樹を発見！葉脈と実、木肌の感じから判断してエノキに間違いない。

　うちわを作っている（Ｍ亀はうちわ生産日本一）売店があったので、エノキの生えている場所について尋ねるが、要領を得ない。（当たり前か！おばちゃん、団扇とうどんについては詳しかった･･･）





　大手の門から、見返り坂を上がっていくとその両側にいろいろな樹木が生えていて、親切なことに表示もついている。ホルトノキ、ムクノキ、アベマキ･･･。エノキのあちこちに見られる。

　見返り坂を登り切ったところで、木の枝に小さな鳥が数匹鳴いている。石垣の方に飛んでいき、よく見ると石垣の隙間に巣があるようだ。黒白の小さな鳥で、羽の内側に薄いピンクが見られる。たぶんエナガであろう。20匹近くいた。

　結局、20本近いエノキを発見!(^^)!何カ所かは、石垣の上からエノキの樹上を観察できそうだ(*^_^*)伝説のタマムシに逢うため、７月下旬に再来したい。

（2012/7/10、TAKA）

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