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一列編隊

 平昌オリンピックも終盤を迎え、日本の獲得メダルは10個で過去最高の記録に並んだ。昨日のノルディックスキー複合個人ラージヒルでは、渡部暁斗がジャンプ一位でドイツ勢に30秒近くリードし、近ペダルも確実と思われた。しかしながら、後半のクロスカントリーでは、ドイツ勢のチームプレイ「一列編隊」が威力を発揮し、なんとドイツ勢がメダルを独占してしまった(>_<)

 『スピードスケートパシュートのチームは金メダリストに勝てるか?』(納口恭明、雪氷研究大会(2010・仙台))によると、「金メダルをとるような飛びぬけたスピードの選手よりもチームで滑るほうが速い」とあり、当に今回の複合個人ラージヒルではその通りとなってしまった。

 鳥たちが、集団で泳いだり飛んだりするとき、下写真(左上コガモ、右上コブハクチョウ、左下マガン、右下コハクチョウ)のように「一列編隊」になっている。コンピュータ解析・シミュレーションで「一列編隊」の研究・実践が行われているが、教えられるわけでもないのに鳥たちは、最も楽に長く移動する方法を知っているようだ。恐るべし、生き物たち。

         
一列編隊のコガモ 一列編隊のコブハクチョウ


一列編隊のマガン 一列編隊のコハクチョウ


 つい先ほど、パシュート女子は完璧な「一列編隊」により強敵オランダに勝ち、金メダルを獲得(^_^)v おまけにオリンピック記録!(^^)! 11個目のメダルだ〜(*^_^*)

(2018/2/21、TAKA)


鳥いろいろ:一列編隊
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