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(7)ニュウナイスズメ

 鳥には花見の習慣がないので、目的もなく花にやって来ることはない。メジロやヒヨドリは、ハチやチョウと同じく花の蜜を狙いにやってくる。 一つの花には蜜がちょっぴりしかないのか、鳥たちは忙しそうに花から花へと移動していく、クチバシを真っ黄色にして。これは花の戦略であろう。

 下右写真のオオシマザクラのヤマガラは、花より団子。どうも花にいる虫が目的のようだ。写真ではわかりにくいが、青虫を銜えている。これもまた忙しそうに花から花へと移動していく。

 下中写真は、木枯らし紋次郎ではなくニュウナイスズメ。サクラの花をちぎっては投げちぎっては投げている。その際、花を高く掲げる決めポーズが格好いい(*^_^*)。 甘い樹液が目的と思われる。

       
ヤマガラ ニュウナイスズメ カワセミ


 上右写真のカワセミは、たまたま山ツツジのそばの枝にとまったもの。蓮池のカワセミは、ハスの花や蕾にとまることもある。

(2016/4/10、TAKA)


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