平成30年 過去日記

H30.12.12
師走ももう半ば

遅れていた寒さもやっと来ました。
タイヤをスタッドレスタイヤに交換する方も増えてきました。
新規に購入希望の方はお早めにお願いします。
例年、降雪や凍結のピークになる頃には在庫不足になって間に合わない事があります。
香川県のような元々需要の少ないところでは在庫がほかに比べて特に少ないのです。
シーズンが終わると次のシーズンまでぱったりと売れず、製造年の事もあって予想以上の在庫は置かないようです。

通勤で早朝に運転される方は特にお勧めします。
H30.11.26
最近のリコール対策は

最近の車のリコールは、部品の不具合ではなく制御プログラムの不具合が元でメーカーが対策を行うことが増えました。
作業としては、改善された制御プログラムを車のコンピュータに入れる作業なのでメーカー専用の通信ツールがなければできません。
弊社ではスズキ車においてはすべてが対応できるので安心していただければと思います。

リコールだけではなく、例えばイモビライザー機能の鍵を増やしたり変えたりする時もこれがないとディーラー持ち込みになります。
H30.10.13
中古車は整備記録が大事

中古車は前のオーナーがどういう整備を行っていたかによって今後の維持費に影響します。
また、販売業者がその上にどう手を加えるかで満足度が大きく変わります。

最近は、全国規模の店で中古車を最近買った方が続けてトラブルで入庫しましたが、
今までの整備記録は無くバッテリーすらいつ交換したかわからない。
他の方は、10万キロ近くの車を買ったものの定期交換部品であるタイミングベルトを変えているかどうか分からず
調べた結果が変えてないことがわかり余分な出費がかかってしまった方もいました。

中古車は車の状況がわかる状態が理想ですが、大手だから安心?ではなく
きちんと整備について説明できるかどうかで判断してほしいです。
その目安が整備記録とどこに手を加えるかを聞くことです。
H30.10.1
スズキの愛車無料点検

今月から恒例のスズキの愛車無料点検始まります。
スズキ車をお乗りの方でなくても簡単な点検ですがお寄りください。
ちょっとした点検で、車はより長持ちできます。
H30.8.26
軽自動車でも20年または20万キロ走る時代へ

あくまでも適切な整備をして上手な使用でのことですが、そこまで使ってやっとお役御免になる車が増えつつあります。
そこまで使うとさすがに修理するには高額となるところが増えて来るので修理代とのかねあいで代替を考えるようです。

一方で最近の車は自動化された装備が増えているので
そういう所が壊れると直す金額が思ったよりも高額になるケースが増えつつあります。
そういう意味では装備の簡素な軽トラックや箱バンなどはより長く使う傾向になります。

一方で、巷では5年や7年ほどで乗換を勧めるクレジットやリースが増えています。
車の買い方使い方も多様化しています。
H30.8.6
自動車保険の弁護士費用特約

事故発生から訴訟を起こして約1年かかってやっと和解まで至りました。
不本意ながら和解を契約者さんが選択したのは、和解を選択しないとあと半年はその事故処理にかかわらなくてはならないから
たぶん、相手の加入していた任意保険が損害保険会社ならば
訴訟になることなく相手が100%の過失で解決できる事例ではと思われます。
事故の状況は、片道1車線の追い越し禁止線のある道路
契約者が細道に左折しようと左にウインカーを出して減速した所に
あろうことか後ろから来た相手の車が契約者の左から追い越し?をかけて衝突した物
その後、相手は道路横の側溝に落輪して停止する。
相手は警察の調書に『前の車が左にウインカーを出しているのは知っていた」と供述しているにもかかわらず
相手の代理人は状況すらまともに確認せずに初動から『あなたの方が過失があるのでこちらからの損害調査はしない』などという始末
相手の代理人は田舎では良く聞く所でした。
当然代理人同士での交渉となるのですが判例を基準にしてもらちが明かず
弁護士特約もあったのでそれを使うことになりました。
相手側はこちらの弁護士からの期限も守らず、のらりくらりと「まるで素人集団か?」と思いたくなるような対応
何ヶ月もたってからやっと相手の顧問弁護士登場でやっと進むのですが
事故から10ヶ月もたって簡易裁判所の和解勧告がほとんどが相手の過失でも、こちらの契約者にもまだ少し過失のある勧告
その理由が「その場所で停止したら事故にはならなかったのでは?」
たぶん、精神力の強い方ならとことん裁判でも控訴でもしたかもしれません。
普通の生活で事故なんて怱々するものでもありません。
今回は事故で保険を使った時の保険料アップとの兼ね合いや
これ以上の相手とのかかわりを嫌がる契約者の意向で終了となりましたが
事故は相手を選べないけれど、相手の加入しているのが損害保険会社と願うばかりです。

今回は、保険料アップを伴う自動車保険は使用ぜず終了しましたが、人身傷害保険や弁護士費用特約はリスクなく使えました。
あなたの保険に弁護士費用特約付いていますか?
H30.7.18
豪雨と猛暑

西日本では豪雨で甚大な被害があり、そのあとの猛暑でこれからもいろいろと体に負担になる方も多いことと思います。
屋島でも豪雨での土砂崩れや西讃での予讃線の一部不通などありましたが、岡山や愛媛のような甚大な被害もなく
ほっとしている所です。
平成16年の高松での高潮被害ではすぐ近くまで浸水被害があってその時はハザードマップの想定域とほぼ同じだったです。
今回の被害に関してもそれそれの地域のハザードマップの再確認を今一度それぞれが必要だと思います。

今年は猛暑で今日も最高気温が35度を超え車のエアコンもなかなか冷えません。
アイドリングストップ車の場合はOFFスイッチを押していないと暑さに耐えられない事でしょう。
ごく最近のアイドリングストップ車は設定である程度エアコン使用中はアイドリングストップしないようにできるものもあります。

この夏を健康と安全で乗り切りましょう!
H30.6.6
アイドリングストップ仕様のバッテリー

アイドリングストップする車が登場してもう5年以上になりました。
バッテリー交換する車も増えています。
最近は予防整備の観点から個人のお客さまには5年または50,000kmのどちらか早い方で交換をおすすめしています。
極端に走行が多いまた少ないとか電装品の負荷が大きいとか使用状況によってはそれよりも早く交換することもあります。
交換するバッテリーは相当数がバッテリーの内部の6つのセル(仕切りのある区画)の両端のセルの液量の消耗が顕著です。

アイドリングストップ使用車は電気の出入りが大きいので(充電と放電の繰り返し幅が大きく負担がかかる)専用品を使用します。
金額も従来品よりも高くはなります。
また、「最近アイドリングストップしなくなった」と感じることで交換時期と考えてもよいです。
H30.4.18
車の不具合と故障コードが一致しない時

先日、「信号待ちでのエンジン回転が時々落ち込むときがある」というので診断機を繋いでみると
変速器関連の故障コードが出てきます。
この車、信号待ちの時に『ニュートラルスリップ制御』と言う機構がついています。
この制御はDレンジなのに信号待ちの時にはエンジンの動力を変速機に伝えるのを一時中断して燃費を稼ぐものです。

エンジンの回転変動の時はエンジンの吸入空気の変動や点火プラグ関連をまず考えながら診断を行いますが
変速器との関連を調べながら行っていきます。

ここで役立つのがデータモニターの記録です。故障コードが出る前後のデータを記録解析できることでより詳しい状況が判ってきます。
そのデータから不具合がなりやすい状況を見つけることで原因を探って的を絞ることができます。

今回の不具合の原因は点火コイルに問題があったのですが、そこに行きつくまでに3日ほどかかってしまいました。
H30.3.29
高齢者ASV(先進安全自動車)購入補助金始まる

3月20日以降の新規登録する新車で補助対象者の生年月日が昭和14年4月2日〜昭和29年4月1日の方を対象に
香川県から補助金30,000円が支給されます。(予算額に達すると終了)

@自動ブレーキ(対歩行者)
A車線逸脱警報(またはレーンキープアシスト)
Bペダル踏み間違い時加速抑制装置
C先進ライト(ハイ、ロー自動切替型前照灯・自動防眩型前照灯・配光可変型前照灯)

先進装備4つすべてを有する車が対象です。
H30.3.7
突然、車から警告音がしたら…

@ランドクルーザー100でエンジンを始動すると同時にABSとブレーキの警告灯が点灯したままで「ビー」と連続音がする
 この車はブレーキの油圧をモーターで加圧されたもの利用するのですが、この加圧が悪くなるとこの警告音がします。

AワゴンRのプッシュスタートスイッチ付の車でエンジンを切った後でイモビライザーの警告灯が点灯して「ピー」と連続音がする
 この車では盗難防止のためのハンドルロック機構に不具合が起きてロックできなくなった時にこの警告音がします。

@Aの事例はこの数日、実際に起こったことで早速診断修理にかかりました。

警告灯の点灯と共に警告音までするという事は危険度がかなり高いという事です。
@ではブレーキの利きがかなり悪くなるので止まれなくて事故の可能性が高くなります。
Aでは盗難の可能性が高くなります。

メーターパネルの警告灯と警告音には注意しましょう!
H30.2.22
高齢者の運転姿勢を考える

最近の高齢者のアクセルとブレーキの踏み間違えの原因としてハンドルとシートとブレーキペダルの距離にあると思います。
年を取るにつれて不思議とシートの位置が前よりになって手元足元は窮屈になる傾向になっています。
運転姿勢の基本は手に関してはハンドルの上をひじが伸ばし切る手前で
足はブレーキをいっぱい踏んだ時に膝が伸びきる手前でできるところでのシートの調整が理想です。
手元足元の空間を作ることで姿勢が安定してハンドルを回すペダルを踏む操作の確実性が増します。
これはピアノを弾くのが上手な人の姿勢がきれいなのとの同じだと思います。
同時に事故の時に展開するエアバッグの空間確保にもなります。

ハンドルがおなかにつかえる様な?または膝がハンドルポストに触れるような運転姿勢の方は要注意です。
今一度確認してみませんか?
H30.1.10
自動車事故発生のピークは大型連休後の数日後?

1月も1週間が来たころになって事故の連絡が続いています。
年末年始の休み中は珍しく事故とか修理依頼の連絡がなかったのでゆっくりしていましたが
これも法則があるのでしょうか?
ここ数年、大型連休の後4〜5日後ぐらいで事故連絡が必ず数件続いています。
追突などの一方的な事例も増えました。
自動ブレーキ機能の車が増えれば多少は防げるかもしませんし、自動車保険も自動ブレーキ付は保険料が安くなります。
ただ、スマホなどを見ながら運転する輩は一刻も早く運転を止めてもらいたいものです。
H30.1.2
自動車の電動化と自動化はいつ?

12月にナカニシ自動車産業リサーチ代表の中西孝樹氏の講演があり、正月休みになってふと考えてみて・・・

何故、ヨーロッパや中国で電気自動車化の議論が急に出てきたのか?
事の始まりははフォルクスワーゲンのディーゼル車の排ガス不正から始まったもの
巷では二酸化炭素云々とは言われていますが、温暖化の影響よりも深刻なヨーロッパの大気汚染は窒素酸化物(NOx)によるもの
例えばフランスは人口が日本のほぼ半分で面積は1.5倍、車の人口当たりの台数はほぼ同じです。
これで首都パリの大気汚染が深刻なのは気候の違いだけではないと思います。東京は空気がきれいになりましたから

ヨーロッパや中国は厳しくなる排出ガス規制に自国技術だけでは対応できなくなるので
政治的思惑もあるのでは・・・とも考えたくなります。
二酸化炭素排出の計算方法も日本には全く不利なことばかりではないかと思います。

電気自動車が本格的に普及すると日本でも火力発電3〜5基分の消費変動に対応する発電量が必要でしょうし、
それが気候変動に左右されやすい自然エネルギーで賄えるでしょうか?

全個体電池という新技術次第という話もちらほら聞きますが、
エネルギーの変換効率で考えた場合、エンジンの改良とハイブリット技術との併用でエネルギー効率が50%に近づけば
一般的な火力発電で50%、最新のものでも60%ほどとして
電池は蓄電と放電で5%ほどの損失があり、送電で5%の損失があるので
自然エネルギーを使わない場合ではエネルギーの変換は同程度にしかならないでしょう。
電気自動車は車に重たい電池を載せる必要があるのでそこはマイナスになります。
製造時のエネルギーコストを考える必要もあります。

電気の安定供給の面からもそう簡単には完全な電気自動車はすぐには普及できないでしょう。
エンジンは仮に発電専用になったとしても簡単には無くならないようです。

一方自動運転については、事業車に関しては思ったよりも早く普及する可能性があるようです。
車に乗せるセンサーや制御機器は1台あたり約500万円ほどかかるようで、
これを運転手の給料と比較するとシステムと法律が整えばできないコストではありません。
配送トラックや路線バスやタクシーは置き換わるべきものになります。

自動車の将来はどうなるか?あくまでも私見なのでご容赦を!
H30.1.1
あけましておめでとうございます
本年もよろしくお願いします

仕事始めは5日です。
5日6日は初売り商談会開催します。

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