偏光と旋光
ブルースター角(2)
光は、光波とも呼ばれ横波の性質を示します。
すなわち進行方向に対して垂直に振動しながら進んでいきます。
※詳しくは「偏光板」で説明しました。
下図のように、照明からの光は上下左右の振動をしていますが、反射角がブルースター角になったとき、横方向の振動の光のみが反射します。すなわち、完全偏光ととなります。
ブルースター角は空気と反射する物質の屈折率で決まり、水 53°、ガラス 57°、プラスチック 53〜56°です。
この性質をうまく利用したのが、釣りのときに使用する「偏光サングラス」です。反射光(偏光)を遮断しすることにより、水中の様子を見ることができます。
また、朝永振一郎が作った「偏光鏡」も、このブルースター角で利用したと考えられます。(2002/11/3、TAKA)
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