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(2)縦型容器

2刀流シャボン玉  枠に捲いたカラー紐は液保持の差を比べるため、白色はきつく、黒色は緩く巻いた(径の差は2割程度、下写真左端)。緩い方が、繊維間の隙間が多いので保持力が強いはずであると予想し、同時に白と黒で長いシャボン玉実験を繰り返した(右写真)。

 緩く捲いた黒は10m越えも期待したが、白黒どちらも7m程度でその差は実感できなかった。しかしながら後で写真を見て気がついたことがある。シャボン膜の色の違いだ。シャボン膜は、厚い時は青色から赤紫色、薄くなってくると金色、最後に無色となって割れる。

 さて右の写真、上が黒、下は白であるが、シャボン膜に着目すると下が青いのに対して上は金色。すなわち上の膜の方が薄い。紐から膜にシャボン液の補充が間に合っていないと考えられる。

 下写真左から2・3番目は、黒枠の様子。2番目は、色んな色が見えてきれいだったので撮してみた。5〜6角形のシャボン玉もおもしろい。左から3番目は、黒で右側にシャボン玉を作っている途中の様子。膜の色がカラフルで美しいというのは大きな間違いで、厚みにムラがあり割れるきっかけになる可能性がある。また、泡は巨大シャボン玉の大敵。泡自身は安定しているが、引っ張られると不安定な黒い膜が生じるためと考える。

 (o・。・o)あっ!そっか。 泡が生じるのは、緩く捲いた紐に隙間があるため! 下写真4番目は、今回シャボン液を入れた(植木の)受け皿、節約のため浅いものを使用したが、白と黒を重ねて置いたとき、黒がつかりきらなかったのに違いない。枠を完全に付けるには・・・。

 (o・。・o)あっ!そっか。縦型のシャボン玉容器にすればいい(*^_^*) と言うわけで、百均を物色、ファイルケースA4を発見した!(^^)! 上部をノコで切り取り、これまた今回発見したポリプロピレン用の接着剤で接着、完成!(^^)!

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 完成した容器にシャボン液を入れて2つのことに気がついた。1つ目は、水関係の接着は難しいと言うこと。何カ所か隙間がありダダ漏れ!! 2つ目は、シャボン液の量。縦型が少量で済むと考え作ってみたが、その差はなかった。と言うわけで、縦型容器は、改良型も作られることなく没となった。

(2017/7/17、TAKA)

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