【過去の観戦記】
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11月30日 浦和0vs1横浜FM(駒場) by Fujita

 先日の東西サポーターの問題で応援が変わることが心配だった。西側だけ「9」の紙を出していた、いつも気にしないが、今日は気にして聞いたせいか東西の応援が微妙にずれていた。最高の駒場の雰囲気で選手を盛り上げるため、今回のことをさらなる団結への糧にしてほしい。

 試合開始間もなく、右の平川が倒されて退場した。これでオフトのプランが狂ってしまったようだ。左の路木は久しぶりの出場で試合感が戻っていない。この試合で浦和でのリーグ戦最後になる福田・井原はよくがんばっていた。山岸もスーパーセーブでよく守った。しかし、後半サイドをつかれて1点失う。エメは倒されて肩を痛めた。で、そのまま試合終了。

 福田はまだ進路を決めていないため、セレモニーはなかった。恒例の場内1周では、「ゲットゴール」コールに堪えきれずに泣いていた。サポーターも泣いていた。これで最後になるかも知れない「ゲットゴール」を思いっきりコールした。福田のためにも天皇杯は絶対に取ろう!

----- 番外 -----

 試合後、コルソで後援会の納会が行われた。室井・山岸・坪井・山田選手が参加した。プレゼントをかけて全員でじゃんけん大会をしたが、GK山岸選手が絶妙の読みで全然負けない。サポーターから「さすがぁ〜」と感嘆の声があがっていた。とても楽しい納会になった。


11月20日 日本0vs2アルゼンチン(埼玉) by Fujita

 今日の試合は全席指定。だから並ばなくて良い。ゆっくりスタジアムに向かった。いつもなら自由席にはかなりのサポーターが入っている時間なのに、まだガラガラだった。先日友達になった中村さん達に早速再会(^^)し、今日の期待は山田と坪井だと盛り上がった。

 先発は名良橋だった。ここは浦和のホーム、あちらこちらでブーイングだ。「引っ込め」「ノブヒサを出せ〜」という声も・・・(^^;

 前半は日本の出来は予想以上に良かった。もっと一方的になるかと思っていたが、日本も良かった。問題は、左サイドの中西、付いていけてなかった。

 後半開始直後にアルゼンチンが立て続けに2点ゲット。いずれもゴール前で相手をフリーにしてしまっていた。秋田ちゃんと付いていろ! アレックスはシュートを狙う意識が低かったように思われた。スタジアムが湧いたのは、山田が投入されたとき。これまで選ばれても出場機会がなく、浦和サポが待ち望んでいた瞬間だった。しかし、見せ場は少なくパスミスも多かった。初出場で緊張があったのかもしれないが、残念ながらこの日の出来は名良橋の方が良かった。期待の星、坪井は残念ながら出番がなかったが次に期待だ。やっぱベロンなどアルゼンチンの選手はすっごく上手かった。

 指定席のためにゴール裏がいつもより盛り上がっていなかった。


11月4日 浦和0vs1鹿島(国立) by Fujita

 浦和にとって初タイトルがかかったナビスコ決勝。前日の14時から国立に並んだ。それでも、742番目(グループ)1万人目くらい。初徹夜。慣れた人達は鍋をやっている。(^^) 国立競技場前のアスファルトの上に寝転がって空を見上げるとちゃんと星が見えた。東京でも星が見えるんだぁなんて・・・

 翌朝、仲間達が合流。開門を待つ。開門する頃には、列は東京体育館を周り千駄ヶ谷駅を越え、代々木駅まで伸びていた。我々の場所からでもスタジアムに入るまでに1時間半も掛かった。既に浦和側のゴール裏は満席状態だった。試合開始の頃には超満員で、その8割りは浦和サポだった。

 個人技ではやはり鹿島の選手の方が上。坪井はスピードもあり堅実な守備をみせた。山岸もスーパーセーブでゴールマウスを守る。しかし、攻めてがない。浦和はせっかくFKを得ても蹴れる選手がいない。

 後半、小笠原のシュートが井原に当たってゴールに入ってしまった。枠を外れていたのに・・・。ツゥットの抜け出し放ったシュートはGKにキャッチされた。

 くやしい試合だったが、決勝初挑戦でいきなり取れるほどあまくないということ。これが今後の糧になるはず。次は天皇杯だ。福田のためにも。”しか”を倒す!

 この試合で、中村氏など多くの友達ができた。次は天皇杯の決勝で一緒に浦和を応援しましょう!


10月16日 日本1vs1ジャマイカ(国立) by Fujita

 ゴール真裏4列目・・・選手が近い。

 試合開始7分、伸二が先制ゴール! しかし、チームはバラバラ。攻めも守りも個人技ばっかり。これではうまい選手を集めただけで、大昔の代表に戻ったようだ。後半の選手交代で出てくるのは鹿島の選手ばっかり。鹿島の選手が4人と元鹿島の鈴木。この日の鈴木の出来は良くなく、交替するなら鈴木だと思っていたら、高原を交替させられた。4年後には代表無理だろうという選手より、4年後を見据えて若手を起用して欲しい。

 戦術重視のトルシエを反面教師にするようだけど、今の日本にはまだ監督の戦術が必要。ブラジル代表のようにはいかない。このままではドイツは無理。

 W杯後初の代表の試合だけど、スタンドの雰囲気が全然変わってしまった。まるでアイドルのコンサート会場のようだ。応援というより騒ぎに来ているという感じ。応援もバラバラ。


10月12日 京都1vs4浦和(西京極) by Fujita

 勝てば首位のゲーム、大勢のレッズサポが集まった。浦和側の警備員は、まるで柔道部か空手部のような普通じゃない人達・・・なんで?暴れるとでも思っているの?

 前半は、パスミスが多く先制された。しかし、今の浦和の強力FWがすぐに逆転した。後半は建て直しドンドン攻める。2点取ったがまだ取るチャンスがあった。決定力を上げないといけない。ボールが来ないことにエメが怒っていたようにも見えた。

 快勝で”首位”だ! みんなで昔の選手の応援歌とかをいつまでも歌った。

 伸二が観戦に来ているというので探したが、ゴール裏からでは見えなかった。

 この日、京都駅にノーベル賞の田中さんがいたそうだ。近くにいた・・・見たかったなぁ。


9月28日 浦和2vs1清水(埼玉)Vゴール by Red

 また雨の試合。清水に加入した注目の安ジョンファンが練習に登場。もちろん大ブーイング! この間の京都戦では韓国の選手が、レッズサポの真っ赤な応援を韓国のサポーターだと思ってがんばったと発言した。そのこともあって、みんな「勘違いするなよ!」という気合いを込めたブーイングだ。

 前半攻めるが点を取れない。清水の出来に合わせてしまっているような感があった。この日の清水の出来はひどかった。パスミスの連続。

 後半、安が登場すると一層大きなブーイング! 安は直後にパスを通したが、後は目立たなかった。先制は清水。点を取れない展開にいらだったころ、清水の選手がエメを肘打ちして退場。得たフリーキックを交替出場の石井が決めて同点。延長では、交替出場のツゥットがVゴールを決めた。感動的Vゴール! 

 本当は今日の内容なら勝ち点3は取らなければならない。でもVゴールも盛り上がって良いか・・・。帰りのバス1時間待ちも許せてしまう。


8月31日 広島1vs2浦和(広島)Vゴール by Fujita

 広島のお好み焼きはうまい! クレープのような薄い生地にたっぷりのキャベツ。お好み焼きというより、野菜の蒸し焼きという感じだ。おたふくソースをかけてアツアツを食べる。しっかり”広島”を食べてスタジアムへ向かう。

 いつもここのスタジアムはガラガラだ。そんな中、今日はひときわ人目を引く二人がいた。なんとオーロラビジョンの下にウエディングドレス姿の花嫁と派手なスーツの花婿がいたのだ。おそらく広島で結婚式をあげた二人なのだろうけど、浦和側の応援席にいた。キックオフ後、花嫁がウエディングドレスを振り乱して、浦和の応援をしている姿が妙におかしかった・・・思わず笑ってしまった。

 試合は常に浦和が押す展開。しかし、決定力を欠き無得点のまま時間が流れていく。広島が大木の得点で先制。その3分後には浦和の田中の得点で追いつく。1−1でハーフタイムを迎える。

 後半になってやや広島がペースを取り戻した。しかし、両チームとも得点できず、延長戦に突入。今日中に高松に帰らなければいけないので「早く決めてくれ」と願った。延長後半、ギリギリまで粘りながらも出口の近くに移動したとき、ツゥットがVゴールを決めた! 

 出口から駅までは猛ダッシュ! しかし、次の電車まで10分待ち。何のために走ったのか・・・

 しかし、電車の中で隣に座ったグラフィックデザイナーの方からいろんな話を聞けたのでOKとしよう。 高松帰り着いたのは午前1時を過ぎていた。


7月13日 浦和2vs3磐田(埼玉)Vゴール by Fujita

 ワールドカップが行われたスタジアム。あのときとは随分雰囲気が変わった。W杯が終わったんだと実感した。

 W杯では全て指定席だったので余裕をかましてスタジアムに向かったが、今日は自由席だ。19時キックオフ、16時会場なのに15時に並んだ。しかし、浦和戦を待ちかねたサポーターで既に長蛇の列だった。

 入場はワールドカップの方がスムーズだった。せっかくの経験が活かされていない。

 スタジアムは5万8千の観衆で埋まった。いつもなら選手入場までエネルギーを温存する浦和サポが、今日は待ちきれずに早々に応援を始めた。もう居ても立ってもいられない。キックオフが待ちきれない! 一気にボルテージが上がる。代表の応援より一体感があって好きだ。

 今日のGKは山岸だ。広島戦での怪我依頼の復帰だ。ピッチの確認に出てきて、サポーターにも挨拶・・・いいやつだ。応援するぞ!

 試合開始後は磐田の猛攻だが、その山岸がスーパーセーブを見せる。するとエメが先制点をゲットする! 直後にFKから追いつかれるが、後半FKのチャンスにキッカーはなんとエメである。おどろきのサポーターを後目に、エメが壁の間を通すスーパーキックで2点目をゲット。しかし、また追いつかれた。そして、悪夢のVゴール負けだ。くやしい!

 浦和の勝利を信じて集まった5万8千の観衆ががっかり・・・今日勝つことが今後のサポーター増員に重要だったはず。早く勝利を見たい! 次の土曜日を早く来い!


5月25日 日本1vs1スウェーデン(国立) by Fujita

 インターネットでW杯のチケットをゲットできた・・・はず。羽田でチケットを発券に行った。到着フロアーの隅っこに発券所があった。思ったよりチャチな機械だ。チケットの発券は無事完了した・・・良かった。

 得点はオウンゴールのみ。神戸から課題は改善されていない(怒)!

 まわりの若い子達は選手がボールを持つと、「キャーヤナギー」とか言ってまるでアイドル扱いだ。こんなんではダメでしょ。選手はアイドルではないのだ。まさにサッカーバブルだ・・・


5月3日 広島0vs0浦和(広島) by Fujita

 昨夜の神戸から、仲間の車で一旦高松に戻った。朝6時だ。で、10時過ぎに列車に乗って広島に向かう。ハードだけど楽しい!

 試合開始と同時に雨が降り出した。雨はどんどん激しくなっていったが、浦和サポはズボ濡れになりながら応援した。雨でピッチが滑る。そのせいか決定期を逃してしまう。結局、無得点のドローで終わった。

 ズボ濡れになったサポーターは「Tシャツ買わなきゃ」と街へ消えていった。自分もTシャツを買ってトイレで着替えた。雨以上にゲームが寒かった・・・


5月2日 日本3vs3ホンジュラス(神戸) by Fujita

 今日の席はアウェイ側のボールマウスのすぐ裏だ。サッカー専用のスタジアムの中でも特にピッチが近い(特設スタンドだから)。今日はここが特等席だった。俊輔のFKがGKの手をすり抜けて入ったのも、コーナーキックを直接蹴り込んだのも目の前に突き刺さった。

 ただ、全ての得点がセットプレーからであり、相手をくずした流れの中からの得点がなかった。3失点はDFが相手をフリーにしてしまっていたからだ。まだまだ問題山積だ!

 問題と言えば、ここの警備もあまい。ゴール裏のスタンドでは最前列にプラスチックの柵を置いてあるだけで、これではピッチに降りれる。それと売店が少ないので、飲み物を買う列がものすごい。一方で、出入り口や周りの道路の規制が厳しすぎて帰りは大渋滞だ。車も通るので危ない。周りの道はふさいで歩行者天国にした方が良い。


4月29日 日本1vs0スロバキア(国立) by Fujita

 意図が見えない試合。ブーイングものだ(浦和なら完全に大ブーイングだ)。敵のFK、CKをDFがクリアーできずにゴール前をすり抜けるシーンが多かった。敵が触れば失点だ。DFの意識改革が必要だ。

 今日の俊輔はサイドチェンジで魅了していた。一方、久保は、DFの裏へ出る走りは良いが、シュートが全然枠へ飛ばない。サポーターの応援もバラバラだし、サポーターも良くなかった。


4月27日 名古屋0vs2浦和(瑞穂) by Fujita

 DFが安定した。内舘と新人の坪井が良かった。2得点にはトゥットがからんだ。これから快進撃が期待できると思ったら、名古屋の荒いプレーに切れたエメが退場になってしまった。


4月7日 浦和4vs1広島(駒場) by Fujita

 1点リードされるもエメとトゥットで4点取り逆転。久しぶりに強いレッズを見た。DFも安定してきた。しかし、GKの山岸が広島の選手と接触して交代した。本人は相当くやしかったのだろうグランドを叩いて悔しがっていた。調子が良かっただけに残念だ。早く復帰して欲しい!


4月6日 FC東京1vs1市原(国立) by Fujita

 FC東京の4−2−3−1攻撃的サッカーは面白かった。今日は延長戦までたっぷり楽しんだ。


3月21日 日本1vs0ウクライナ(長居) by Fujita

 W杯の予行ということだったが、スタジアムの廻りでの移動の制限で大回りをさせられたり、金属探知機(空港のような本格的物もあった)での検査のために入場に時間がかかったりして大変だった。入場がキックオフに間に合わなかった人も沢山いたらしい。

 期待のアレック(エスパサポいわくこれが正式な呼び名らしい?)が先発。左サイドを突破してチャンスを作った。他にも小笠原、俊輔、高原などはいい動きをみせていた。

 しかし、試合は柳沢が度々チャンスをはずすなど、試合内容は面白く無かった。「海外組」の抜けた代表は、「代表」の抜けたC大阪のような・・・

 陣取った席のすぐ後ろにはウルトラスの朝日氏らがいた。朝日氏の言った「代表の試合で静かなのもいいなぁ。試合を見ている感じがして」に共感する。


3月21日 C大阪2vs2川崎(長居2) by Fujita

 代表の抜けたC大阪、J2の洗礼を受ける予感。

 スタジアムに入ったのは、後半開始直後。この時点で2−0でC大阪がリード。しかし、前節までのような圧倒的な力は見られない。川崎に押し込まれ、1点、2点と追いつかれ、終わってみれば2−2。J2は厳しい!

 スタジアムの外には代表の試合待ちの人達が沢山いるのに、この試合の観客が思ったより少なかったのは残念。


3月2日 FC東京4vs1鹿島(東京) by joeh

 いよいよワールドカップイヤー・2002年のJリーグが開幕した。記念すべきオープニングマッチはFC東京vs鹿島であった。試合前のセレモニーでプロレスラーの蝶野正洋氏の気合いの入った始球式で始まった試合は前半から東京が攻撃を仕掛けて小林成光が先制弾で意外な展開に。その後も東京の勢いは止まらずDF伊藤が2点目。そして前半終了間際にはケリーが3点目!誰も予想しなかった東京の一方的な展開になり後半もまた小林成光が今日2点目!しかしこの後は東京の守備が少々がさつになり鹿島にか2失点。でも今日の鹿島はこれが限界みたいでそのままTIME UP。しかし しかし今日の試合は鹿島が連戦の疲れなのかあまりプレスが効かなかったような気がした。後半の時点で柳沢、鈴木の2トップを引っ込めた時に負けを認めたのだろう。ただあえて注文すると試合終了間際の失点はいただけなかった。しかし選手また私たち東京サポは何か手応えをつかんだに違えないだろう。目指すはリーグ制覇だ!


1月1日 清水3vs2C大阪(国立) by Fujita

 この試合のチケットを買ってしまった「浦和サポ」はどのくらいいたのだろう。先日の試合の後、C大阪サポにチケットを買ってもらった人もいたようだ。しかし、浦和サポは「サッカーが好き」なんだな・・・国立の内外で「赤いPUMAのコート」を着た人や「REDSと書かれたグッズ」を持った人をたくさん見かけた。

 ゆっくり行ったら清水川は満員だったので、C大阪側に陣取った。ここにも「室井」を応援する浦和サポの姿があった。選手紹介・・・「DF室井」拍手!!! 「FW大柴」ブー!!!(^^; ここはC大阪側だけど、やっぱりやってしまった。

 試合は清水ペースが2点リードし、このまま終わるかと思ったが、ここからドラマが。大阪が1点取り戻し、終了間際には大久保がPKをゲット。これを決めて延長戦に突入。延長戦で清水がVゴールを決めて勝ったが、天皇杯決勝戦にふさわしいとても面白い試合だった。C大阪も良いサッカーをしていた。サッカーを満喫した。

 この場に浦和レッズが立っていて欲しかった。この次のチャンスはいつだろう・・・とても残念でくやしかった。それはC大阪が良い試合をしていたためでもある。J2へ墜ちるチームがこれだけ良いサッカーをしているのに、先日の浦和の気の抜けたような試合がはがゆかった。来年はJ1のチームとしてC大阪に負けない試合をしてほしい。