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(11)花ラッパ
「ラッパ」って何だろう? 何となく負のイメージが・・・
ラッパには喇叭という漢字がある。どうやら英語ではないようだ。調べてみたところ、バルブのない管楽器の総称、軍用ラッパ(食事ラッパ、突撃ラッパ等)として明治初期に入ってきたらしい。ある兵隊さんの「死んでも喇叭を口から放さなかった」という美談?がある。ラッパのマークの正露丸はよく知られているが、もともと正は征服の征、露はロシアでる。どうもラッパと戦争・軍隊が結びついてしまうのだ。
ニュウナイスズメが桜の花を咥え、高く持ち上げる仕草を「天晴れ」と命名したのは今から5年前の2017年。我ながら上手い命名と思っているが、先ほどネット検索したところ全くヒットしなかった。多いのが「花ラッパ」、続いて「ラッパスズメ」となっている。「ラッパ」より「天晴れ」のほうが絶対よいと思う
ニュウナイスズメを見つけるポイントは、散る桜(すなわち花びら)ではなく、落ちているサクラの花(花びらではない)である。ニュウナイスズメは、サクラの花の付け根を咥え、天晴れ!と持ち上げた後、エイッと投げ捨てるのだ。すなわち、ちぎっては投げ、ちぎっては投げを繰り返すので、ニュウナイスズメがいる(いた)甘いサクラの木の下には、サクラの花がいっぱい落ちている(右写真)。
回転しながらゆっくり落下しているサクラの花の出所に、ニュウナイスズメはいるはずなので、ぜひ見つけてください。
上写真は、青空バックの天晴れ!(^^)! 青空には天晴れスズメ(左♂、右♀)が似合います。(2022/4/5、TAKA)
花鳥:(1)桜鳥|(2)桜花|(3)花と鳥|(4)花笑鳥翔|(5)桜始開玄鳥至|(6)黄色い口紅|(7)ニュウナイスズメ|(8)天晴れ!(^^)!|(9)櫻の樹の下には?|(10)讃岐寒桜と椿寒桜|(11)花ラッパ|(12)桜鳥その2
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