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(12)桜鳥その２

　鳥がサクラなどの花の蜜・花粉・花びらを食べる事実に驚愕したのが、今から10年近く前。その後も観察をずっとしているが、かなりの鳥が花を食べにに行っている。

　今回、桜の樹にとまった鳥を集めてみたが、花の蜜や花粉に目的があるもの意外に、ケムシ等の虫を狙って来たもの、さらにはたまたま枝があったからとまったものなどいろいろである。


　【メジロ】(下左写真)　花に顔を突っ込むので嘴が黄色くなっている。目的は蜜・花粉。花にいる虫や周辺を飛んでいる虫を食べることもある。

　【ヒヨドリ】(下写真右)　蜜や花粉を好み、嘴が黄色くなっている。クチナシやモクレンの花びらを食べることもある。花びらに食痕が見られることもある。








　【ルリビタキ♂】(下左写真)　花には用がない。地表にいる虫を見つけるための展望台として利用している。

　【カワセミ】(下右写真)　花には全く興味がない。水中の魚の展望台として利用することもあるが、今回はたまたまとまっただけと思われる。







　【コゲラ】(下左写真)　樹皮の下に隠れている虫が目的で、コツコツ突きながら素早く移動。桜の幹に巣穴を作ることがある。

　【エナガ】(下右写真)　花エナガはとにかくかわいい。虫を探して素早く移動するので、撮影しにくい。

（2022/4/16、TAKA）

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