七色の虹
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虹の色(七色の虹4)
今年、虹を何回見ただろうか?
せいぜい4〜5回か。今まで見た虹全てでも、百数十回程度、延べ時間にして10時間程度であろう。
手元に一冊の本がある。「虹は七色か六色か」(板倉聖宣著、仮説社、2003)という単行本でp60と薄っぺらなものである。数ヶ月前、本屋の片隅で偶然発見(まさに発見である。本の間にに埋もれていて背表紙さえ見えなかった)したもので、尊敬する板倉聖宣氏が書いたということ、興味がある虹について書かれているということで購入した。(このボリュームで600円とは信じがたいが…)![]()
本書は、単に虹の色数について言及しているのではなく、サブタイトルにもあるように「真理と教育の問題を考える」内容である。教科書にあることが全て真実とは限らない、自分の目で確認し、考える必要があると警鐘を鳴らしている。
それはさておき、TAKAは虹の色数にこだわるとともに、ここ数日疑問に感じている虹の「紫」について考えてみたい。
虹の色数については、「虹色ってどんな色?」7色の虹(3)において、高校生のアンケート結果を示した。七色全て正解は、15.8%と高校生が色を知らないと結論づけた。今考えると、冒頭に述べたように虹をあまり見ていない(見ることかできない)のが現実のような気がする。
虹の色を難しくしているもう一つの原因が、虹のバックの色である。青空や雲であったり、山や建物であることもある。虹が半透明であるため、バックの色が邪魔をしてはっきり色がわからない。
ニュートンは、虹の色の検討にプリズムを用いた。暗室において太陽光線を分光し、5色(赤、黄、緑、青、菫(すみれ))プラス2色(オレンジ、インジゴ)としたようだ。
疑問は、「菫」である。ニュートンの「菫」は、「紫」(日本人の考えている)と同じなのだろうか?
まずは、プリズムで確認したい。(2004/11/7、TAKA)
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