7色の虹

虹の滝の虹(4)

 虹の滝(こうのたき)を訪れるのも三度目。激寒の冬は初めてだ。

 虹の滝の虹は、ある時期のある時間にのみ見られる幻の虹(TAKA推定)であり、今日がそのある時期と思われる。(前回の反省から、陽が低い冬場に見えると予想した。TAKAの予想は完璧!)

 10時30分過ぎ、虹の滝(雌滝のほう)に到着。天気は上々だが、滝にはまだ陽が射していない。太陽の位置から計算すると、あと2時間近く陽が射しそうもない。(前回の反省が生かされていない。)

 ぬるい缶コーヒー(当然ボスのレインボーコーヒー)を飲みながら、撮影のベストポジションを探る。虹の滝は南向きだが、その周辺に木立が生い茂っていて、滝に陽が射すのは1時間程度と予想される。さらに適当な足場がないので、滝の落下面の高さからしか撮れないようだ。冬とはいえ、昼頃は太陽高度がそこそこあるので、滝の低い位置にぎりぎり円弧の一部が見えるはず・・・。 虹の滝の虹

 滝の虹の写真を20近く撮ったページがある(Welcome to Another World)。華厳の滝(栃木県)、天滝(兵庫県)、那智の滝(和歌山県)等々どれもすばらしい写真である。T.WATANABE氏の滝に対する思い入れと執念には頭が下がる。

 TAKAは激寒の中、靴も脱ぎ(川に入った)、ポイントを追い求めた。1時過ぎ、木漏れ日による虹が一瞬見えた。3台のカメラを駆使して撮りまくる。1時半過ぎ、滝に陽が当たり始める。あちこちに移動し、背伸びしたり、しゃがみ込んだり。知らない人が見たら、驚くであろう。幸い激寒のこの滝には、誰もいるはずもない。

 1時40分、雲の合間から陽が射し、幻の虹が浮かび上がる。合掌。

 虹の滝の虹は、11月から2月の1時半から2時半の間に天気のよいとき見られます。ポイントは秘密です(自分で探して下さい)。右の写真は、デジカメ(CAMEDIA C-720)で、オートで十分(シャッター速度等設定をいろいろ変えたが、結局オートが一番よかった)。一眼レフも試したが、デジカメと大差はなかった。

 ところで、虹見えますよね?中心を右斜め下に横切っています(^_^;)

(2005/1/9、TAKA)

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