科学の色>赤>ベンガラ
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ベンガル、ベンガラ、ベニガラ
S出市番の州で見つけた赤い巨大なタンク。昔懐かしいベンガラだ。 鉄のさび止めとして使用されるベンガラは、少しくすんだ特有の赤色している。
実家が鉄工所をしていたので、ベンガラとの付き合いは古く、シンナーで薄めたベンガラ入りの塗料を刷毛やエアガンで塗っていたのを思い出す。
ベンガラは、漢字で弁柄(辨柄)であるが、カタカナで表記されることが多い。日本語らしからぬ怪しげなニオイも感じる。弁柄の正体を調べるべくネットで検索した。
ベンガラの正体は、錆びた(酸化した)鉄だったとは・・・。錆びた鉄がさび止めになるとは何とも不思議な感じだ。
- ・酸化第二鉄を主成分とする赤色顔料
- ・ガラスや宝石の研磨剤、自動車・船舶の防錆用塗料
- ・人類が使用した最古の顔料
- ・語源はインドのベンガル地方で産出したことからこの名が付けられた
- ・備中吹屋、ベンガラ館・・・
語源のベンガル地方は、できすぎの感もするが、かなりのウェブページに同様のことが書かれている。(ウェブページは同じソースをコピーしていることがしばしばある。)
ベニガラ(紅柄、紅殻)は、ベンガラがなまったと言うより、意味から漢字を当てたのだろう。
ベンガラの謎の答は、備中吹屋にありそうだ。古い赤い町並みに行こう!(2006/9/17、TAKA)
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