科学の色>ベンガラ
備中吹屋のベンガラ屋敷

ベンガラの謎(1)

 ベンガラ、ベンガラ館、ベンガラ、ベンガラ館・・・

 異国の呪文。台風13号接近による強風の中、車は備中吹屋に向かった。ベンガラにはいくつかの謎がある。
  1. ベンガラはいつ頃からベンガラと呼ばれるようになったのか。
  2. ベンガルが産地だとすると、中国経由で日本に来たのか、東インド会社経由で日本に来たのか。
  3. 東インド会社経由だとすると、江戸時代より前は、ベンガラをなんと呼んでいたのか。
 「ベンガル→ベンガラ説」は説得力がある。しかしながら、ベンガラが縄文時代頃から使用されていることから考えると すっきりしない。ベンガラの和名もしくは中国名がきっと存在するに違いない。答はきっと備中吹屋にある。

 風はますます強くなってきた。ナビの示す道も曲がりくねった山道。

 ベンガラ、ベンガラ館、ベンガラ、ベンガラ館・・・ 備中吹屋の町並み

 突然目の前が開け、赤い集落が目に飛び込んだ!(^^)!

 吹屋の町並みは、江戸後期から明治にかけて造られ、壁、格子、屋根ともに赤色(ベンガラ?)が基調になっている。台風接近のためか、観光客は疎ら。

 時間を忘れる空間がそこにはあった。

(2006/9/24、TAKA)

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