自然の色

赤・虫・小さい(1)

 5月上旬、正門近くの生け垣の木陰に座ってボンヤリしていた(何してたかは口が裂けても言えん)。

足下付近の石畳にメチャ小さい真っ赤なゴミが・・・。う、動いた!

 ボンヤリしているから見つけられたが、集中していないと見えない。 0.5mm程度のそれは、移動のためにあるはずの足を確認することは不可能(小さすぎる)だが、虫だ。虫に違いない。 (クモかもしれない、いやダニかも・・・?)


 化学反応には、粒子と粒子が衝突することが必要・・・


 小さい赤い虫をもう一匹発見。30cm近い距離をおいて、2匹は盛んに動き回っている。 ヒトの見渡せる限界(地平線)は、何kmぐらいだろうか。小さい赤い虫の地平線は・・・?たぶん2匹は全くお互いが見えんだろう。 果たして2匹は、接触(衝突)することがあるのだろうか。 ベンチの上の赤い小さなダニ


 広大な砂漠をバラバラに歩いている男女がいるとすれば、2人は出逢うことがあるだろうか?・・・・
  濃度が大きい程、衝突の確率が高いので、化学反応の速さは大きくなる。



 5月下旬、朝の打合せでS水先生

「図書室屋上のベンチ付近で、小さい赤い虫が異常発生しています。小さいのでよほど注意していないと見えないのですが、 ベンチに座った生徒が咬まれる(?)被害が出ています。」

 うわ〜!希な衝突が起こったのか??

 ところで、この赤い小さな虫の正体は、・・・?この虫は昔からいたのだろうか?本当に咬むのだろうか?

 わからん時はインターネット。Googleで一発とPCに向かうが、指が動かない。 キーボードを打ち込むことができん。キーワードがわからん。

 ウェブページは調べものに強力な武器となるが、その名前、もしくはキーワードがなければ手も足も出ない。仕方なく、 「赤・虫・小さい」で恐る恐る検索してみた。

(2008/6/3、TAKA)

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