自然の色>ハンミョウ
(9)ツチハンミョウ
1ヶ月ちょっと前に標高1000m程の山頂付近で見たことのない甲虫を見つけた(下左写真)。青味がかった黒色で金属光沢がある、触角の真ん中付近が膨らみ、昆虫と思われるが羽がないという怪しいやつである。 大きさは3p程度で、落ち葉の中にに潜んでいた。写真を撮るため、枯れ枝で落ち葉から日の当たるところに押し出したが、素早く日陰・落ち葉に逃げ込んでしまった。
グーグルレンズを使えば、すぐに正体が判明するかもしれないが、それではためにならない(!?)。というより、調べるのをサボり忘れてしまっていた(汗)。先日、知り合いのFBに似たような虫の写真があり、オオツチハンミョウと紹介されているのを見つけた。多分それに近いと考え、検索したところ不明の甲虫の正体が判明した。
「ツチハンミョウはコウチュウ目ツチハンミョウ科の昆虫の総称で、日本には約10数種類いる」そうですが、分布や触角の形からヒメツチハンミョウと思われる。カンタリジンという毒を持っていて皮膚に触れると赤くただれるそうだ。撮影のため素手で触らず枯れ枝を使用したのは賢明だった。
下右写真は、さらに怪しいヒラズゲンセイ。3年ほど前に空港公園の藤棚にいるのを撮影した。当時はクワガタの親戚と思っていたが、これもツチハンミョウの仲間。但し、例の美しいハンミョウと親戚関係はないようだ。
(2022/12/3、TAKA)
ハンミョウ:(1)ピンポイント|(2)ミラーボール|(3)金属光沢|(4)深度合成|(5)ニジゴミムシダマシ|(6)ニワハンミョウ|(7)斑猫神社|(8)緑化個体|(9)ツチハンミョウ
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