R6.3.23 |
クラッチトラブル 軽自動車のバン、トラックはまだまだマニュアル車が多いですが、クラッチペダルを踏んでシフトを動かそうとしてもギアが入らない! クラッチワイヤーは正常なので内部を疑ってミッションを降ろしてクラッチを分解すると ディスクの内部にあるバネが取り付け部分から外れています。 このバネが邪魔をしてクラッチカバーのダイヤフラムスプリングに当たり動力の遮断ができなくなっていました。 クラッチトラブルでは半クラッチのし過ぎでディスクの摩耗の次にあるトラブルになります。 |
R6.3.18 |
8月からヘッドライトの検査基準が厳しくなります 写真の下側のライトは表面がくすんでいます。現在の検査基準ではLoビーム(下向き)で6400カンデラ以上で光のカットラインより上に光があってはいけません。 今は暫定でカットラインがはっきりして上方向に光がなければ6400カンデラも無い場合はHiビーム(上向き)で15000カンデラ以上あれば検査合格でしたが、 今年の8月からは暫定措置がなくなり、Loビームで合格しなくてはなりません。 合格させるためにはレンズの表面を研磨してコート剤を塗布するか、それでも回復できなければライトの交換が必要となります。 すでに生産終了した車の部品は価格が値上げされたり、部品自体が生産終了も増えているので注意が必要です。 写真のヘッドライト(キャリイトラック)の部品価格は現時点で片方で税込み44,000円です。左右両方で88,000円となります。 |
R6.3.8 |
ハイブリッド車には専用の装置の点検が必要です 身近になったハイブリッド車ですが、それゆえのトラブルもあります。 ハイブリッドバッテリーは電力の入出力が多いと発熱するのでほとんどが送風機で冷却していますが、 送風用の空気の取り入れ口に網やフィルターが付いたのはまだ最近のことです。 初期の物はそのフィルターがないので年数が経つとほこりがかなりついて冷却性能が落ちると思われます。 左が初代アクア 右が5型のプリウスのHVバッテリー冷却ファンフィルター 本来なら定期的に清掃が必要ですが、空気の取り入れ口が室内にあるので、 室内の清掃の度合いや、喫煙かどうか、ペットを車内に入れるかどうかでほこりの付き具合もかなり変わるようです。 車検ごとに清掃が必要かと思いますが、行っている事業者はどのくらいでしょうか? 他にも、ハイブリッド車専用の装置の点検すべき項目もあるので余分な時間をいただくところもあります。 電気自動車のバッテリーとなるとその冷却は水冷式かエアコンの冷媒を使用するとか性能維持のためにもっと複雑になるようです。 |
R6.3.2 |
ドライブレコーダーも年数が経つと もしもの時の証拠にもなるドライブレコーダー 普及初期からかれこれ8年以上になると思います。 つい先日起こったのが、記録画像の劣化です。 メーカー純正用品の物で日付と音声や加速度表示は正常ですが、肝心の映像にノイズが増えて非常にわかりにくくなりました。 おそらくカメラ機能の劣化と思われ、被害事故になった時の証明にならない可能性があります。 本来の機能が担保できないので付け替えになりました。 取付場所が高温状態になるところなので電子部品にとっては過酷になります。 フロントガラスにほとんどのドライブレコーダーが張り付いているので 夏場のサンシェードの使用は本体がガラスとシェードの間に挟まるとより高温になってしまうのでおすすめしません。 適時、データの確認を行いましょう。 |
R6.2.2 |
今度はトヨタが、、、 ディーゼルエンジンの不正で車の生産が止まります。 これはいったい何なのでしょうか? 最近のディーゼルエンジンの環境規制は本当に厳しいです。 排出ガスをクリーンにするためにいままでも色々な改良が加えられてきました。 @燃料の軽油の硫黄分を除去する A燃料の噴射圧力を上げる 100気圧から2000気圧以上へ B一回の燃焼に燃料を複数回に分けて噴射する 7回以上噴射もあり C排気ガス中の黒煙を吸着させるDPFをマフラーに取り付ける D排気ガスに尿素を噴射して排気ガス中の窒素酸化物を減らす ディーゼルエンジンの特徴は低速からトルクがあるのでトラックなどの重量車にメリットがあります。 燃焼室に入った空気が圧縮されて高温になったところに燃料を噴射し、自己着火して燃焼します。 燃料噴射の量と吸入空気の割合の制御が難しく、パワーを出そうと燃料を増やすと黒煙を吐き、効率を重視しようと燃焼温度を上げると窒素酸化物が増えてしまいます。 環境対策にコストがかかるのでガソリンエンジン車よりも価格もかなり高くなります。 フォルクスワーゲンが以前に環境ディーゼルとして売り出していたにもかかわらず実際には車載コンピュータを改ざんして検査の時だけクリーンに装った事件がありました。 環境規制に合わせるとパワーが出なかったようです。 その後、ヨーロッパのメーカーがディーゼルエンジンを諦め電気自動車へと舵を切りましたが、 その電気自動車も車両重量がかなり重くなって本当にエコかどうかが判断が分かれるところだと思います。 今回の豊田自動織機のエンジン不正に関しては「納期を気にして見栄えを良くしようと改ざんした?」ようですが、過度なプレッシャーがあったのでしょう。 背景にはダイハツ工業と同じ構図があるのでしょうか? |
R6.1.28 |
燃料ポンプリコールの長期化 デンソー製の燃料ポンプの不具合によるリコールの件数が膨大になっています。 ほとんどのメーカーに渡っており、リコール対象車種が把握できてもいつ対策できるのか不透明のようです。 先月発表されたものでも早くても部品が整うのが約3か月後とも言われており、いつになったら対策できるのかまだまだ情報がありません。 走行中に燃料ポンプが止まると路上で車が立往生することになるのでその場所によっては危険になります。 高速道路トンネル内でのエンスト停止による死亡事故もあり、できるだけ早く対策をお願いしたいです。 もし、高速道路上でエンストしたら停止するまでできるだけ路肩に車を寄せて、ハザードランプ点灯、発炎筒の点火設置と三角表示板の設置、乗員は路外に避難してください。 そして速やかに道路に1qごとにある非常電話で道路公団に連絡するかJAFに連絡してください。 先日、ダイハツ工業の認証試験不正による調査で確認されたリコールが発表されました。 「キャスト」「ピクシスジョイ」の2車種で運転席側のドアに事故による衝撃を受けるとドアロックが作動してすべてのドアが施錠状態になるというもの。 事故発生時には開錠状態にならなければならないのでリコールとなります。 これは運転席側のドアロックの交換になりますが、いつ対策ができるのかはまだまだ先のようです。 気になる方は暫定的にドアロック状態にならなくすることもできますが、そうするとメカニカルキーによる開錠ができないので、 施錠状態でのバッテリー上がりの時にはドアを開けるのに時間がかかり、おすすめはできません。 早く正常化してほしいです。 |
R6.1.23 |
エンジンオイル無交換で2年間で4万キロ走行したので・・・ エンジンオイルはかろうじてLoレベル付近にはありましたが、エンジン上部のパッキン付近からオイル漏れがあったので開けてみると オイルと吹き抜けた燃焼ガスが反応してできたタールのようなものが一面に付いています。 もし、車検入庫がなかったらエンジンオイル不足でエンジン焼き付きの恐れありです。 この状態が続いた場合、潤滑不良や燃焼室の機密不良によりオイルの消費が多くなったりオイル漏れや出力不足を招き最悪エンジン載せ替えが必要となります。 早め早めのエンジンオイル交換が必要です。 オイル交換が適切ならばこのような状態が保てます。 |
R6.1.12 |
年が明けてほぼ2週間 年末年始は暖かい日が続いたためか路面凍結などもなく大きな事故修理の依頼もありませんでした。 元日の地震で気持ちは落ち込みそうになります。自然災害は避けられませんが少しでも被害を少なくできるように日頃の対策を考えましょう。 ダイハツ工業の出荷停止によりお客様から予約を受けている車の出荷予定が全くたたない為、相談の上、車種変更の手続きを行いました。 トヨタブランドの貨物車ですが、製造がダイハツ工業なので仕方ありません。 元々、国の法規対応の期限が迫った車が多い時期で供給調整がかかっていた上に今回の問題が出たので納期が余計に気になります。 尚、すでに販売店に出荷されているダイハツ車に関しては販売制限はかかってないので在庫の新車は購入できます。 在庫状況を確認しながらの商談になりますのでお急ぎください。 |
R6.1.5 |
あけましておめでとうございます 本年もよろしくお願いします 本日より営業します |
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