令和5年 整備士日記     中山自動車のブログ    ホームに戻る

R5.12.24
ダイハツ工業の出荷停止

自動車製造において型式指定を受けると国の検査を受けたことと同等として使用することができます。
今回のダイハツ工業の件はその型式指定の申請において不正を行ったようです。
古くは1989年から行われていたようで、詳しくはダイハツ工業のホームページに掲載されています。
それに伴いOEMにて販売されている他社の製品も出荷停止になっています。
弊社もお客様から注文を受けた車の中で対象車があり、情報を集めています。

ダイハツ工業が公表した不正の主なものは
申請した部品の形状を衝突検査時に小細工をしたり、左側のポール衝突試験は行ったが右側はしなかった。
衝突試験をする車両に車台番号がない。
試験車両の重量の記載を20s改ざん。
衝突試験スピードの改ざん。(基準よりも衝突時のスピードが出たものの結果は良好)
シートベルトの試験で片側は行ったが、同形状の反対側はしなかった。
ダミー人形を載せるシートの厚みが想定より多かったり少なかったので検査直前で勝手に調整した。
ダミー人形頭部の衝突加速度の改ざん。(実際は許容範囲内)
試験に使うシートやハンドルの素材が指定素材とは違っていた。
ボンネットに頭部を衝突させる試験の角度が違っていた車があった。
タイヤの空気圧が0.1気圧(10キロパスカル)間違えて試験をしてしまった。
制動試験の速度の改ざんとABS作動時と非作動時の数値改ざん。
エアバッグの制御コンピュータが手に入っていないのに衝突試験を行うため偽装。
ヘッドライトの光軸が走行による変化を確かめる事や車の重量配分の数値を改ざん。
排気騒音の試験方法に不足があった。
エンジンの触媒を勝手に交換して試験をした。
エンジンの出力データを偽装データに改変した。
量産エンジンでは行わないチューニングを検査用に行った。
フロントガラスの結露を飛ばすデフロスター性能がギリギリなので検査時に改変した。  など、

国の検証はこれからなのでこれが事実か他にもあるのかの検証にかなりの時間がかかると思います。
気がかりなことはキャストの側面衝突時においてドアロックが解除できない恐れがある事が公表されているので
早めのリコール対策をお願いしたいと思います。
R5.12.14
ドアミラーの交換で必要な作業です


ドアミラーに全方位カメラ用のカメラが付いているので画像補正のための作業です。
決められた場所にターゲットを置き専用ソフトで画像校正を行って上から自然に見えるようにします。
ミリ単位でターゲットを設置するので結構時間がかかります。

積載車が新しくなりました。
新車はかなり高騰しているので中古車ですが以前のものよりも10年以上新しくなりました。
これで3ナンバーサイズも楽に載せることができます。

R5.12.3
ネット損保に入る方が増えているようです…

ネットで簡単入力できることと保険料が安い?ということでネット損保を選ぶ方が増えているようですが、
どこまで保険で対処してくれるかきちんと知ることが必要です。
例えば、対物賠償でよくあるのが全損修理差額費用特約が有るか無いかで保険金支払いが大きく変わります。
事故で相手の車が新車から10年経過するとその車の価値は新車価格の基本1割と計算されます。
後は市場価格を多少は考慮しますが、大幅な加算の見込みはありません。
仮に、市場価値10万円の車に追突してしまい、修理するのに40万円かかるとしましょう。
全損修理差額費用特約に入っていれば、保険会社が認めれば40万円の保険金を出すことができます。
もし入っていなければ、相手が修理を希望する場合でも10万円までしか保険金は出ません。
残りの30万円はどうしましょう?
保険会社としては、約款以外の保険金は支払う義務はないのでそれ以上は出せません。
結局は、加害者が自腹を切って処理することとなります。
それが、不服なら裁判に訴えるかまた訴えられるかということになります。
代理店型の保険加入手続きでは、最近の事故事例を基に自己負担のリスクを低減させるための助言をしています。
専門用語の多い保険手続きは身近に専門知識を持った者の助言はあったほうが安心だと思います。

あなたの自動車保険、今一度確認してはいかがですか?
R5.11.18
違法改造車は自動車保険金が支払われない?

北海道でタイヤが外れて子供に直撃した事件。
その車はどう見ても違法改造車でした。
具体的には軽自動車なのに大幅に全幅を広げて大きなタイヤを装着したもの。
軽自動車は現在新車で販売されているもので全幅148pまで、新規登録後に用品装着により+2pまでは認められています。
TVで見る限り全幅が大幅に広げられてあり、軽自動車として公道を走ってはいけません。
但し、運輸支局で正規に改造申請をして許可を得れば小型自動車または普通自動車として大手を振って走ることもできます。

今回の事故のような場合、損害保険会社としては安全が担保されない違法状態の車両は基本的には任意保険支払の対象外になります。
今回の事故では、タイヤのホイールナットが何らかの原因ですべて緩んでタイヤが外れたようですが、
単なるナットの締め付け不足なのか、ホイールとナットの組み合わせが合っていないか、他にも原因があります。

安易な違法改造車で重大な事故を起こせばその賠償責任を自費で負わなくてはなりません。
後は被害者保護を保険会社がどう考えるか?にかかります。
R5.11.7
今年も2か月切りました

我々の業界も色々と変化があります。
高松市南部のビッグモーターは10月末で閉店しました。また、宇多津町にカーネクストが開店したようです。
近所でも10分も車で走れば大手の中古車販売店や未使用車専門店があり、新車ディーラーも何軒もあります。
車検専門店のチラシもたくさん入ります。
こうした中で弊社を選んでいただける方がいることは感謝しかありません。

こうした中で気になることは、香川県内でも同業者の廃業や倒産もちらほら聞くようになったこと。
弊社の周りでも空き家や高齢者の一人暮らしが増えつつあります。
高齢のために運転免許の返納を考える方も増えています。
しかし、ほとんどの方が二の足を踏んでいます。

歩ける範囲に生活に必要なものがそろえば車に頼ることはありませんが、郊外型大型店舗が集客することで近所のお店が駆逐されました。
車が当たり前に使えれば問題はありませんが、運転できないとなると日々の買い物や病院などをどうするか?
車社会が充実することでその恩恵を受けてきた者としてとても悩ましい問題です。
R5.10.19
ビッグモーターの監査で違反点数13584点!!

民間車検場の取り消し基準は360点以上の違反がないといけません。
まともな検査はしていないということですが、内容は聴聞後の処分発表を待たないとわかりません。
不正改造以外の検査不正でよく聞くのが、
@4WDの速度計測が面倒なのでしない
 最新鋭のマルチテスターでないと面倒です。フリーローラーという器具に載せて計測するか、路上で2台の車両を走行させて速度計の誤差を測る。
Aヘッドライトのレンズが曇って光度が足らないのに数値をごまかす
 新車から7から9年以上経過した物は太陽光によってライトの表面が曇ることも多いので磨きをかけるかコート剤を施して光度を上げることがあります。
Bドライブシャフトブーツなどゴム部品の破れがあるのにそのままにする
 足回りや駆動系にかかわらずゴム部品に破損で内部のグリスが出ていたり、液体が漏れる場合は修理しなければ検査に合格できません。
C車検の検査前の点検を行わない
 民間車検場の車検は定期点検した後で検査を行うことが義務になっています。点検作業を行わないことは詐欺行為にもなります。

ビッグモーターの場合は故意に車に傷をつける行為が違反点数の割合にどのくらい占めるか思いますが社会的義務を怠ったつけは大きいです。
R5.10.10
ちょっとの点検、オイル交換のはずが…



たまたま別件で入庫した車のボンネットを開けると少し甘ーいにおいが、、、
ラジエータのサブタンクは空っぽで、ラジエータホースを握ると圧力がかかっている様子がありません。
キャップを開けると冷却水が僅かに見える程度でラジエータの上部に湿った跡があります。
水温計が上がっている様子はないのでエンジン他の損傷は無いようですが、
新車から15年以上経つと気になる部分にはなります。
たまたまですが、最近3台続いています。
定期的にエンジンオイル交換で来ていただいているお客様なので走行不能になることもなく早期発見になりました。
ラジエータの交換になるのでそれなりの金額はかかりますが、ほおっておくこともできません。

年に何回、エンジンルームを開けて日常点検しますか?
R5.9.25
ネット検索での救援が続いています

最近、初めてのお客様から救援依頼の電話が続いています。
基本的にはお休みで留守でない限りは対応するようにはしています。
レッカー搬送の場合でも手持ちの積載車で対応できる車なら出動するようにしています。

ネット検索してくる方はたまたま遠出していてそこから近くにある整備工場を調べているようです。
ただし、ほとんどの方が任意保険に加入しているので付帯のロードサービス利用を前提として出動しています。
任意保険経由なら搬送距離100qまではほとんどの会社が加入者負担なしで利用できます。

先日の方は、オーバーヒートで困っていて、相談の結果、故障現場から普段利用している整備工場まで約65qを搬送しました。
帰りはちょっとしたドライブになり、帰宅時間も午後9時になりました。
使えるものは上手に利用しましょう。
R5.9.1
バッテリー上がりなどのトラブルにどうするか?

最近、ネットでも「バッテリー上がりで高額請求」などと出ていることがあります。
トラブル時にネットで検索して依頼したようなときにぼったくられるようです。

そもそもトラブル時にネット検索で解決しようとすることが問題ではと思います。
基本的には、日頃にその車を整備している業者に連絡するのが第一です。
その業者がお休みで連絡が取れないときは任意保険の無料のロードサービスを利用しましょう。
遠出している時ほど任意保険のロードサービスは便利です。
代車費用特約をつけているとレンタカーを借りることもできます。
費用に関しては保険会社とレッカー会社とで作業工賃を取り決めしているので金銭的な不安はありません。

目先の金額だけでいろんな業者をはしごすれば、車の状態を一から確認する必要もあり手間も時間もかかります。
安さを協調するところほどわけのわからない添加剤やわけのわからない調整作業が追加されます。
一般修理は手間がかかる割に作業工賃が取れないこともあるので車検のみに特化した所はいやがります。

車にもかかりつけ医が必要です。
R5.8.25
お盆休み明けに中古車の納車が続き

連休前に成約いただいた中古車の整備と納車が重なって局所的に忙しい1週間でした。
中古車の場合、自社に在庫していない時は近隣の同業者から仕入れることもありますが、
車の状態を把握するのに余分に時間を要します。
例えば、フルセグTVなのにアンテナが足りない?とか、バックカメラがついているのに映らない?など
問題解決に時間を要することがあると、この頃の暑さもあって気分も落ち込みぎみになります。

体調には気を付けてください。
R5.8.9
車のメーターパネルに赤い警告灯が点灯したら

走行を止めてエンジンも止めてください。
何の警告灯か調べてください。
分からなければ聞いてください。
エンジン水温警告ならエンジンオーバーヒート状態で最悪エンジン載せ替えになる恐れがあります。
エンジンオイルの油圧警告灯点灯でも最悪なら同様です。

現在1台作業中です。時間もお金もかかっています。

また、新車から20年ほど経つと新品部品の供給が終了する物も増えるので中古部品を探すことになりますが、
これがあまりにも少なすぎて何社も当たってやっと手に入るようなこともありました。
今回は、エンジンコンピューターだったのでそれが無いと危うく廃車の危機でした。

毎日汗だくになっています。
お盆休みが骨休みになるような・・・
R5.7.18
新車の価格は仕様変更とともに値上げへ

モデルチェンジや仕様変更すると、値上げが実施されています。
6万円から8万円位はまだましで、高級車ほどフルモデルチェンジで40から50万円以上も変わるものまであります。
今でも新車の納期がかかるものも多く仕様変更の時期も前もって分かりやすくなったことで
より負担が軽い現行モデルを選ぶ方もいらっしゃいます。
モデルチェンジ前は特別仕様や特典が増えるので新製品にこだわらければ選択としては有だと思います。

ニュースでビッグモーターの事件を耳にするようになりました。
今までもいろいろな噂はありましたから驚くことはないですが、末端の従業員はどんな立場だったのだろうと思うと考えるこの頃・・・
今後の展開を見ていきたいです。
R5.7.8
今年もつばめが子育てしています。

この時期恒例になっていますが、つばめの子育てで毎日飛び回っています。
巣の下には新聞を張って糞の掃除がしやすいようにしたりしています。
例年は、一度子育てした巣には当分の間、次の子育てはしないようだったのですが、今年は引き続き卵を産んでいます。
今年は子育てする家族も増えているのと他で巣を作るところが少なくなっているのかもしれません。

スズキのリコール作業はやっと終了しました。
今回は、状況によってはミッション本体を降ろしてクラッチの部品交換が追加することもあったので時間を余分に頂きました。
週明けにはダイハツのリコール作業があと1つ待っています。
R5.6.29
最初の不具合から9か月して

9か月前に、「エンジンチェックランプ点灯してスピードが出なかった」ということで預かった車でしたが
再現できずに記録を残しておいて様子をみてやっと今になって再現できました。
9か月もの間、何も不具合なく走行できてしまうのは本当に考え物で、そういう意味では厄介な事例でした。
その不具合の原因は、スパークプラグに高電圧を送るイグニッションコイルという部品。
4気筒エンジンならそれが4個ついていて一つでも不具合になるとエンジンの振動と出力不足に陥ります。
当然、エンジン警告灯が点灯して「何番のコイルの系統に不具合があるよ」ということが分かります。
その不具合が再現できないのでコイルか?配線か?コンピューターか?ほかに何か?起こる原因を切り分けることができなかったのです。
再現できるときのためにコイルの順番を変えていたので警告灯のコードが同じか異なるかで原因の追及が容易になりました。

一般に電子部品の不具合は夏場の高温状態で起こるとが多いです。
R5.6.5
ちょっとの間にいろいろあって・・・

5月25日は高松商業野球部の長尾監督の講演会。6月4日は地域の防災訓練。
スズキのリコール対策も何とかこなしています。
追加作業が発生するとミッションを降ろさなければならないのでかなりの時間がかかります。
もう少ししたら、ダイハツのリコール作業も待っているので時間のやりくりが必要です。

全国では大雨でいろいろな被害が起こっています。
被害をより少なくするにはその土地の成り立ちやどんな被害を受けやすいかを知っておくことが必要かと思います。
地域のハザードマップを見ておくべきと思います。
R5.5.20
大型連休が終わって2週間

ここ数年になく新たな自動車事故入庫がないので鈑金作業は今のところ落ち着いています。
全国的には増えているようですが…

当分の間は、スズキのリコール対策に時間がかかりそうです。
今回のリコールは1台当たりの作業時間が追加作業がなくても半日ほどはかかるので日程調整のご協力をお願いしています。

6月からはスズキ愛車無料点検が始まるようです。
車の調子を診ることでトラブルの防止、燃費の向上はもとより、乗り換えの相談もお聞きできればと思います。
R5.5.8
大型連休が終わって

今回はお休み中の故障救援は1件のみありました。
事故に関するものは無かったのも幸いです。
お休み期間中の交通量はコロナ前に戻りつつあり、多少の救援も覚悟はしていました。
今回はお休み前でのトラブル予防ができた車が多かったことが大きかったようです。

でも今までの経験で行くと、事故の発生はこれから1週間後からというのが要注意期間です。
気を付けましょう。
R5.4.14
エンジンオイルの消費で聞かれること

「エンジンオイルはこまめに交換しましょう」とよく言っていますが、お客様から「どうして交換が必要か?」と聞かれます。
そもそもなぜオイルが必要かというところから説明すると
@潤滑 A密封 B清掃 C冷却 D減摩 E圧力分散 F防錆 とあります。

@潤滑:エンジン内部を滑らかに動かす
A密封:燃焼室の隙間を塞いで燃焼ガスの漏れを防ぐ
B清掃:未燃焼ガスや燃焼生成物を取り除く
C冷却:エンジン内部を冷やして温度を一定に保つ
D減摩:エンジン内部の摩耗を防ぐ
E圧力分散:軸受けなどの力がかかるところの負荷を一定に保つ
F錆を防ぐ

オイルの交換が悪いとどうなるかというと、エンジン内部が円滑に回らず燃焼室の隙間からガスが漏れて力が落ちて、内部に真っ黒なカスがたまり、軸受けは熱がこもり摩耗しやすく、力のかかりもいびつになり、錆もおこります。

ことの末路は「エンジンオイル交換を怠るとどうなるか?」を見てください。
R5.3.21
最近時間がかかっていること

最近はどこの事業場でも事故修理の修復に時間がかかっています。
これは板金塗装にかかかわる職人の高齢化による人手不足や廃業による工場の減少があります。
また、鈑金塗装の高度化で作業時間がかかるのもあります。
出来栄えがよくわかる作業なので今まで以上に時間をいただくこともあります。

また、車の使用年数も10年15年以上はざらに使うので、メーカー取り寄せはできるけれど日数がかかるのはまだましで
製造終了な部品も出てきます。
最近の部品待ちは発注から出荷まで2週間以上かかりました。(平成3年式の軽トラ)
それがなければやむなく廃車の危機でした。

4月からは補給部品の値上げが予想されていますが、モデルチェンジ前の車の部品は一段と値上げされるようなので
懐には痛い春になりそうです。
R5.3.10
時速70qぐらいで車が振動する?

速度が高くなってからの振動でまず疑うのはタイヤ周りです。
前輪ならハンドルにも何らかの影響があるのですが、今回は違うようでした。
リアタイヤのホイールキャップをはすずと…

ホイールナットが逆向きに付いています。
ナットが逆につくことでホイールの中心と回転の中心が合わないのでスピードが上がると車が上下振動を起こします。
また、ホイールのテーパー部分で締まっていないので締め付ける力が足らずナットが緩みます。

今回は、ディスクホイール側のナットが当たる部分に変形があったのでホイール交換を行いました。
初めて入庫する車だったので、いつからこの状態で走っていたのかはわかりませんが
事故に至らず一安心です。
R5.3.5
値上げの春

すでにオイル類やタイヤの値上げが発表されています。
また、新車の価格も商品改良を期に値上げがあるようです。
すでに新車の納期遅れのため中古車の価格も上昇しており、新車以上の価格をつけたものも見られます。
少し前には古い車の補給部品の価格もすでに上昇しており、物価高をひしひしと感じるようになりました。

一方で自賠責保険料は4月から値下げします。
人身事故の保険金請求が減ったことでの保険料の値下げとなります。
これは、自動車の安全性能が向上したことと、この2年ほどはコロナ禍での行動自粛が原因と思われます。

景気のいい話が欲しいです。
R5.2.5
車検から車検までの2年間で

車のタイヤは、そのままだと空気圧が減ります。
2年間まったく補充をしないと3分の2以下に減ります。適正気圧が2.2気圧だと1.5気圧以下というようになります。
そのまま走行するとタイヤもたわんで変形するので角の部分がより地面に接地していびつな摩耗をします。
背の高いミニバンだと車のロールも大きいので余計に摩耗が進みます。
空気圧不足のまま高速走行すればバーストの危険もあります。
途中で空気の補充をすればタイヤも長持ちするのですが、2年もそのままだともったいないけど交換をお勧めすることもあります。

定期的なタイヤの空気の補充が長持ちの秘けつです。
R5.1.20
車も年数を重ねると・・・

車検で預かった19年物の車
ハッチバックについたナンバー灯が点灯しません。リアワイパーは作動はしますが、定位置で止まりません。
リアのウォッシャーはノズルから出ずに下から水が漏れて出てきます。

こういう時はハッチバックのヒンジ近くにある配線が通るチューブ部分の内部断線を疑います。
今回は、そのチューブを通る配線のほとんどが断線していました。
すでに代替の部品は製造終了しており、配線をつなぎ直すしかありません。
切れたところを繋ぐだけではなく、一定の長さで動きを考えて配線を新しいものに付け替えます。
車から配線を引き出して断線した配線部分を修理しますが、これが結構時間がかかります。
配線のケーブルやホースは一般に曲げには弱く、また年数を経ると硬化してくるので大きく動く部分は断線することがあります。

古くなった車ほど地道な作業は増えるので時間は余分に頂きます。
R5.1.11
お正月気分も抜けて

今日は鏡開きで午後の休憩でぜんざいを頂きました。
正月気分もそろそろ抜けて日頃の忙しさが戻りそうです。
新春初売りでは、ソリオの受注を頂きました。納車時期は約4か月後になりそうです。
それまで楽しみにお待ちいただければと思います。
R5.1.5
本日より営業します

今年は、例年と違って4日までお休みする同業者や部品商が多かったこともあり、しっかり休むことができました。
例年なら、お休み中の救援依頼が何件かあるのに今回はありません。
穏やかな天候もあったのではないかと思います。
R5.1.1
あけましておめでとうございます
本年もよろしくお願いします

5日より営業します

過去日記 令和4年 令和3年 令和2年 平成31年・令和元年 平成30年 平成29年 平成28年 平成27年
       平成26年 平成25年 平成24年  平成23年 平成22年
ホームに戻る