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(16)水を飲むヒレンジャク

　２年ぶりのヒレンジャク情報、Ｍ山公園に１週間ほど前から集団が現れているらしいが、具体的な場所が分からない。ヒントは野鳥ブログやＦＢ(フェイスブック)に写っているテラコッタのバードバス(水浴び・水飲み場)。よく見る皿タイプより若干ふちが深いような気がする。とにかくＭ山公園に行ってみることにした。

　ヒレンジャククラスになると、瞬く間に糸電話につながっている人には情報が流れ、出現現場はバーダーと車があふれる(バーダーさん十数名と車十台程度)。すなわちヒレンジャク等の鳥を探すのではなく、怪しい車と怪しい人を探せばいいのである。

　まずメインの芝生広場の駐車場に行ってみた。が、めぼしい車はない。そこから歩いて坂を上って桜並木に･･･、周辺を含めて車も人も鳥もいない。車を移動して、奥の駐車場に行くも車の団体さんはいない(>_<)。梅園まで歩いてみたが･･･、もしかしてＭ山公園そのものが勘違い･･･(@_@)。あと、『Ｈにわっこ広場』があるがいくら何でも子供がいっぱい遊んでいるはず･･･。





　『Ｈにわっこ広場』でした。翌日雨の中ダメもとで行ってみたところ、バーダーさんが４名東屋で息を殺しているところを発見(*^_^*)　すぐ近くにＦＢで見たバードバスもある。どうも東屋で隠れて待っていると、２０〜３０分毎に水を飲みに来るようだ。


　待つこと２０分、来たようです。東屋の屋根で見えないが、バードバスの横の高い樹の枝に１０羽近く止まっているやうだ。確認しに見に行く(姿をさらす)といなくなる恐れがあるので、ひたすら待つ。と、『ファーストペンギン』(最初に困難に向かう勇気のあるペンギン)が低い樹の枝に移動したかと思うと、一気にバードバスになだれ込んできた!(^^)!





　どうも、ネズミサシ等の実のお食事→安全な高い樹の枝で休憩→バードバスで水分補給のサイクルを２０〜３０分で繰り返しているようである。２回目の水分補給後、Ｍさんがキレンジャクがいることを確認。その後来たバーダーさん２名を含め一気にヒートアップ。





　上写真がキレンジャクの証拠写真。尾羽の先端が黄色というより白、これではハクレンジャクかも。後日黄色いのを撮った方もいらっしゃるが、ＴＡＫＡはその後も轟沈。

（2020/2/25、TAKA）

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