撮影研究室>うぉーたーくらうん
(11_5)くらうんの素
ミルククラウンのクラウンは、落下したミルク滴が変化して生じるのか、受け皿のミルクがミルク滴に押されて生じるのか、それとも両方からできているのか・・・?
受け皿の白いミルクに、食紅を溶いた赤い水滴を落下させてみた。連続して落下させると、白と赤が混じってしまうので、1回ずつ受け皿のミルクを交換する必要がある。けっこう手間であるが、何枚か撮影することに成功した。
クラウンの滴は、内側が赤で外側はミルクの白。クラウンの壁は、上部はクラウンの滴と同様の内側が赤で外側は白であるが、中部から下部にかけては白のみ。底部は、赤くなっている。
落下した赤い水滴は、受け皿のミルク層を突き抜け、底にぶち当たって四方八方に横に拡がる。赤い水は、周りにあるミルク層を押し広げ、抵抗の少ない斜め上に向きを変える。生じた壁(膜)は斜めに拡がるが、表面張力により膜が切れクラウンの周りに小さな水滴が10個程度生じる。
ミルクに赤い水滴 拡大
ミルククラウンの現象を、文章で説明しようとするとけっこうややこしいので、アニメーションGIF(できるかどうか・・・)に次回挑戦・・・したい。(2016/6/27、TAKA)
うぉーたーくらうん:(11_1)完璧を目指す|(11_2)with フチ子さん|(11-3)滴落下装置|(11-4)水滴落下距離|(11-5)くらうんの素
撮影研究室|(1)滴の国のアリス|(2)輝く7色弦|(3)花火|(3.1)どんどんT松花火|(4)うぉーた爆弾|(5)宙玉その1|(6)宙玉その2|(7)宙玉その3|(8)天から送られた手紙|(9)ピント調整|(10)素敵な油滴|(10_2)油滴に油絵の具|(12)ダブルダイヤモンド白山|(13)切り絵密着写真|(14)太古の森で星空撮影|(14_2)太古の星の軌跡|(14_3)インターバル撮影
ミルククラウン(1)|ミルククラウン(2)
パラシュートシャボン玉:(1)大発見!かも?|(2)傘シャボン玉|(3)一滴入魂!|(4)ミズモン参上!|(5)水風船破裂|(6)デカモン登場!|(7)メジロの水花火|
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