(4)うぉーた爆弾
2年前偶然発見した落下する”水クラゲ”(右写真)。落下する水滴の撮影は困難を極めた。さらに難しかったのが、大きな水塊を落下させること。
水の表面張力は大きいので、水滴は球に近づこうとする。水滴が落下する場合は、空気抵抗により水滴は下面が押され、「おまんじゅう型」になっている。
ところが1cmより大きな水塊になると、下面から内部に空気が入り「水クラゲ」が誕生する。次の瞬間、「水クラゲ」は破裂し、砕け散ってしまう。すなわち、自然の雨では、万が一水滴がくっつき大きな水塊ができたとしても、すぐに砕けるので「水クラゲ」が誕生することはまずない。
大きな水塊を落下させたい。失敗の連続であったが、うまくいった一つが「水風船作戦」。ヨーヨー用の水風船(百均、100個で100円)に水を入れ、針で破裂させるだけ。落下の様子より、割れた瞬間がおもしろそうなので、写真部の生徒と撮影してみた。
注意点など
- 逆光で撮る方が、水滴が輝く(上左の写真は、太陽をバックにして撮影)
- 針は、割り箸の先に付けると操作しやすい(柄付き針があればベター)
- 針は写らない方が・・・(瞬時に引くのが結構難しい)
- 瞬間をとらえるのは、至難の業です。(数打ち当たる)
(2013/12/21、TAKA)
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パラシュートシャボン玉:(1)大発見!かも?|(2)傘シャボン玉|(3)一滴入魂!|(4)ミズモン参上!|(5)水風船破裂|(6)デカモン登場!|(7)メジロの水花火|
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