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砂玉

　Ｈ浜は、干拓地に隣接する遠浅の砂浜。近くにウユニ塩湖のような写真が撮れると言うことでブレイクしているＴ母ヶ浜がある。ちょうど潮が引いていたので、広い砂浜が顔を出し、浅い海辺にはカモメの仲間が飛び回っていた。砂紋だったか風紋だったか忘れたが、広い砂浜は大きなうねりとヒダのような模様が繰り返されていた。

　カモメたちの撮影のため、きめ細かい砂上を歩いて気がついたのは、５mm程度の無数の砂玉（下左端の写真）。砂でできているので、もろく踏んづけたり水がかかると壊れてしまうだろう。と言うことは、この砂玉は潮が引いている短時間に作られたことになる。

　どんどん歩いて行くと、ナスカの地上絵のような模様を発見（下左から２番目の写真）。花のようなもの、蝶のようなものもある。そしてその中心に１cm弱の穴が･･･。砂上絵の作者はこの穴の中にいるに違いない。貝かフナムシか･･･。穴に塩水をかけると出てくると言うのをＴＶで見たような気が･･･。




　待つこと10分、小さな生き物が顔を。砂にまみれているのか正体がはっきりしない(>_<)（上右から２番目の写真）。横からもう１匹やって来て穴に潜り込もうと･･･。小さなカニだ、カニが戦っている。無数の砂玉を作っていたのはこの小さなカニさんだ(*^_^*)。

　後で写真を拡大して判ったが、カニの模様が周辺の砂そっくり(*^_^*)。赤い砂粒や黒い砂粒まで模様にあった!(^^)!　

（2017/11/28、TAKA）

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