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(5-5)幻の姫蛍神社
姫蛍神社に到着したのは19:30、幸いにしてだれも来ていない。人気スポット独占になるかも・・・。薄明かりの中、駐車場から鳥居までの50mをカメラ・三脚等を担いで移動。姫の現れそうな鳥居?の前にカメラをセットしてまずは前撮り(真っ暗になってからでは、構図が決まらない、ピントを合わせられない。背景が写りにくい)。
真っ暗な駐車場に戻り、ヒメの現れるという丑三つ時まで車中で待機。21時頃から、駐車場周辺の藪でヒメボタルが光りはじめた。1秒程度の周期で弱い閃光が少しづつ移動している。10匹近くは光っているが、この程度で写真になるかどうかわからない。 再度鳥居の様子と見に行くが、残念ながら疎らだったので引き返した。姫に影響を与えないように弱い赤の照明なので、ほとんど道も見えず転げながらなんとか駐車場に戻った。
駐車場には新たな車が一台、神社の夜の主(ぬし)のようだ。「赤い光は撮影の邪魔だ!」といきなりのジャブ! やはり主は厄介な人かな?・・・と思いきや、その後1時間以上タブレットでヒメボタル、ダルマ夕日、整形写真等々について説明していただいた。
そうこうしている内に23時、姫様の数も増えてきたので再び撮影現場に移動し、2台のカメラを駆使いてシャッターを切り続けた。
「幻の姫蛍神社」
- NIKON D500 : SIGMA 30mm/f1.4 DC HSM
- F値:1.4
- シャッター速度:30秒
- ISO:800
- 露出補正:0
- 三脚・リモートスイッチ使用
- 比較明合成:91枚
思った以上にヒメボタルの数が多く、一面じゅうたんのようになってしまったので、20枚程度は明合成から外した。合成しなかったのは次の2つのタイプ
1.近くでラグビーボール状になったもの(ヒメ特有の大きな玉ボケにならなかった。ISO800が原因か!?)
2.左右に移動しているもの(動きを付けるため)
※鳥居の左の柱に注目してほしい。ヒメボタルは撮影場所を不詳にすることが暗黙のルール。それ故、柱に書いてあった文字は消し、『姫蛍神社』の文字を入れた。
(2020/6/24、TAKA)
(5-1)ホタルの撮影|(5-2)ホタル+α|(5-3)ホタル極める!?|(5-4)地元のホタル|(5-5)幻の姫蛍神社|(5-6)第2姫蛍神社|(5-7)地元のヒメボタル|(5-8)ヒメボタルの色|(5-9)姫は何処に?|(5-10)青い石灰石|
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