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(5-10)青い石灰石


 O県にヒメボタルの撮影に行くのも2年目3回目になった。今回訪れた場所はH鍾乳穴神社(Hかなめあなじんじゃ)という所で、ここは2回目、近くには鍾乳洞もあるようだ。

 前回来たときは気にも留めなかったが、余裕ができたのか2つのことに気が付いた。一つ目は、参道の白い玉砂利、石灰石のようだ。2つ目は、ヒメボタルの発光周期。K県に比べて速い(間隔が短い)ような気がする。

 神社の参道が玉砂利なのは定番のようですが、ヒメボタルの撮影には邪魔になってしまうのです。地元の方に白い石灰石について伺ったところ、

 地元民「この辺は鍾乳洞が多いことからもわかるように、石灰石が多い。ヒメボタルが多いのもこの石灰岩に関係する。」
 TAKA「???」
 地元民「ヒメボタルの幼虫は陸貝をエサにしているが、貝の殻を作るのに石灰が必要。ヒメボタルは石灰岩地形に多く発生する。」
 TAKA「!!!」

 目から鱗、石灰石からヒメボタル。帰ってから調べてみると、ヒメボタルと石灰岩に関する報告がかなり見つかった。なんかヒメボタルの謎が一つ解けたような気がした。しかしよく考えると我がK県にはほとんど石灰岩は存在しない。K県にもヒメボタルが多くいるのは何故だろう?

 さらにコンポジットした参道のヒメボタルを見てビックリ。ヒメボタルの色を黄色くするため色温度3800Kにしたため、白い参道が不気味に青く輝いていた。


(2022/7/4、TAKA)


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