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(5-8)ヒメボタルの色
「カメラの特性なのか赤味が強い」これはちょうど1年前に報告した『(5-6)第2姫蛍神社』の最後につぶやいたものである。
Nikonの特性かもしれないが、ホワイトバランスオート(AWB)では、暗いときの撮影時に赤みが異常に強くなっているように感じられる。ひょっとしたら、夕焼けをより赤くするように設定されているのかもしれない。
この微妙な赤味が、背景の色だけでなく、ヒメボタルの色にまで影響してくる。右写真の上半分は、WB AUTO1で撮影したもの。黄色+赤色でオレンジ色(橙色)の様に感じられる。実際のヒメボタルの色は、暗闇の中でチカチカと光っているのでよくわからないというのが正直なところであるが、知り合いが撮影したものやネットで見かけるものは赤味の少ないレモンのような感じだ。
RAW現像時に色温度を変化させ、色味の変化を確認してみた。
【結果】
・色温度3800Kでは、赤味が消えすっきりしたレモン色となった
・・・・ 右写真の下半分・下の右写真
・色温度3800Kと3400Kはほとんど差が見られず
今回はWB等を変化させるため全てRAWで撮影したが、ファイルサイズを考えると背景の撮影のみRAWとし、ヒメボタルの撮影(30秒程度の連射、1時間で120枚)はWBの設定を色温度3800K程度にすることによりJPEGのみで十分と考えられる。
【今後の課題】
3つの『キ』
・記憶色・・・こんな色の夕焼けだった。曖昧→美化・ワンパターン
・期待色・・・こんな色の夕焼けになってほしい。
・希望色・・・夕焼けはこんな色にしたい。夕焼けを見ず理想の夕焼け(の色)がある
(2021/6/30、TAKA)
(5-1)ホタルの撮影|(5-2)ホタル+α|(5-3)ホタル極める!?|(5-4)地元のホタル|(5-5)幻の姫蛍神社|(5-6)第2姫蛍神社|(5-7)地元のヒメボタル|(5-8)ヒメボタルの色|(5-9)姫は何処に?|(5-10)青い石灰石|
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