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(5-11)パプリカvsPPAP

 地元K県のヒメボタル出現時期が終了し、戦場はO県に移った。O県の撮影にはS大橋で移動する必要はあるが、K県の深夜とは異なり20:00〜21:00とゲンジ並みの時間帯なのでありがたい。

 前回の「(5-10)青い石灰岩」でも触れたが、O県で気になったのが「ヒメボタルの発光周期」。リズム感のいいTAKAには、K県に比べて速い(間隔が短い)ような気がするのだ。地元の方にも聞いてみたが、「ん!?」と一蹴されてしまった。

 K県・O県両者のヒメボタルの動画をストップウォッチで計測すればはっきりするかもしれないが、すでにK県のホタルは終了、残念ながら動画は撮っていない。動画なしでは測定の仕様がない、今年は無理・・・。

 いや、両者の写真から求められる!かもしてない!

 ヒメボタルの写真は、シャッター速度20〜30秒のものを数十枚明合成(コンポジット)することが多い。合成する前の写真には、20秒間に移動しながら点滅した様子が記録されている。20秒間に30回光ったすれば、発光周期は

  20秒/30 = 0.67秒    ( 発光周期=シャッター速度(秒)/発光回数 )

 と計算により求められる。下の写真から、それぞれの県の発光周期を計算すると

   K県 0.60秒
   O県 0.45秒

 我がK県のお姫様は、3割程度のんびりしているようだ。










 ついでにヒメボタルの発光周期をメトロノームで測定したところ、

   K県0.60秒 → テンポ100(1分間に100回)
   O県0.44秒 → テンポ136(Allegro)

 テンポ100の楽曲にはパプリカ(Foorin)、テンポ136にはPPAP(ピコ太郎)がある。ヒメボタルを見ながら歌ってみてください。

   ※テンポ = BPM(Beats Per Minute)

(2022/7/13、TAKA)


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