撮影研究室>雫の世界

(15.6)しずく玉



 しずく玉の背景(これが玉に映る)は、Markus Reugels氏の世界地図が絶品であり、しずく玉にあたかも地球のように映りこむのが素晴らしい。今回、背景にアサギマダラ(鬼滅の刃で大流行)等のチョウを思いつき、およそ2年ぶりに再挑戦してみることにした。当然背景を変えるだけでなく、撮影条件を洗い直し、出来栄えも前回を圧倒したい。

 下の2枚は、新たに購入した照明器具を加えて前回の要領(しずくの落とし方、シャッターのタイミング等)を思い出しながら、練習したもの。
 F16 1/8000 ISO5000

 『しずく玉』・・・これまで『滴の世界』『落下水滴』等としてきたが、意味が分かりづらく面白みがないので命名してみた。『しずくだま』と読みます。






 

撮影装置

 ・カメラ ・・・ 一眼レフ+マクロレンズ(D500、AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8G)
 ・三脚・ケーブルレリーズ必須
 ・照明 ・・・ LEDライト(4個使用、クリップライト(3000円程度)が便利)
 ・水滴落下装置 ・・・ 自作(ペットボトル+エアーチューブ用一方コック)。 
 ・背景 ・・・ チョウの印刷物(A4ノビ)
 ・その他 ・・・ 
 

カメラ等の設置位置

 今回の撮影は標準マクロ(AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8G)したので、距離a5cm、距離b27cmとした。

・当然距離aが小さいほど水滴を大きく写るが、被写界深度が浅くなり、ピントが合わせにくくなる。
・距離bが大きいほどカメラに入る光の総量が大きくなり、シャッター速度を上げることが可能となる。








(2021/3/29、TAKA)

雫の世界:(15.1)フェイク編(15.2)水玉編(15.3)挑戦編(15.4)完成編(15.5)雫のピント合わせ|(15.6)しずく玉|

撮影研究室(1)滴の国のアリス(1.2)滴の国のアリスその2(2)輝く7色弦(3)花火(4)うぉーたー爆弾(5-1)ホタルの撮影(5-2)ホタル+α(6)宙玉(そらたま)その1(6.2)宙玉その2(6.3)宙玉その3(8)天から送られた手紙(9)ピント調整(10)素敵な油滴(10)素敵な油滴(10_2)油滴に油絵の具(11)うぉーたーくらうん(12)ダブルダイヤモンド(13)切り絵密着写真(14)太古の森で星空撮影(14_2)太古の星の軌跡(14_3)インターバル撮影(14_4)星に願いを(15.1)フェイク編(15.2)水玉編(15.3)挑戦編(15.4)完成編|(15.5)雫のピント合わせ|(16.1)すぷらっしゅ〜偶然の賜物〜(16.2)すぷらっしゅ〜俄然好調〜(16.3)すぷらっしゅ〜ワイングラスで乾杯〜(17.1)イメージセンサーのゴミ(18.1)ウユニ塩湖に挑戦

トップページへ