撮影研究室>雫の世界
(15.4)完成編
落下する雫に映り込む世界の撮影に大成功!(^^)! Markus Reugels氏の驚愕の水滴写真:Refractions-a set on Flickrまであと一歩(*^_^*)
単射(ポトン、ポトン)
水棒から雫が切れる瞬間単射(ポトン、ポトン)
水棒が縮み、数珠状に連射(ポトポトポト・・・)
偶然できたもの連射(ポトポトポト・・・)
偶然できたもの連射(ポトポトポト・・・)
左写真を拡大
※単射(ポトン、ポトン)・・・雫を1滴ずつ落下させる、連射(ポトポトポト・・・)・・・ポトポトと連続した雫
右の写真はトリミングしていないもので、上右から2番目の写真はこの中央付近をトリミングしている。
今回の撮影の装置・カメラの設定・それぞれの距離等についてまとめたので、興味のある方は是非挑戦されたい。撮影装置(右の写真)
・カメラ ・・・ 一眼レフ+マクロレンズ(D500、AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8G)
・三脚・ケーブルレリーズ必須
・照明 ・・・ LEDライト(6個使用、クリップライト(3000円程度)が便利)
・水滴落下装置 ・・・ 自作(ペットボトル+エアーチューブ用一方コック)。
・背景 ・・・ 印刷物(A4ノビ)
・その他 ・・・ ハンガーラック(照明や水滴落下装置等を固定する)、水準器
カメラ設定
シャッター速度(SS):1/8000(水棒の縮む速度が速く、ぶれやすい)
F値:20(これ以上絞ると背景がハッキリしてしまう)
ISO感度:5000(SSを速く、F値を大きくするためには、上げざるを得ない。とにかく照明を明るくしたい)
カメラ等の設置位置
今回の撮影は標準マクロ(AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8G)したので、距離a5cm、距離b17cmとした。
・当然距離aが小さいほど水滴を大きく写るが、被写界深度が小さくなり、ピントが合わせにくくなる。
・距離bが大きいほどカメラに入る光の総量が大きくなり、シャッター速度を上げることが可能となるが、雫の縁付近に背景の印刷物の外側が写ってしまい美しくない。
ピントとシャッターのタイミング
ピント:ピントリングを微調整し、ピントが合うまで撮影・確認を繰り返す。→閃いた(^_^)vので後日報告
タイミング:単射(ポトン、ポトン)は息を殺して集中すべし、連射(ポトポトポト・・・)は適当にシャッターを切り続ければ偶然ヒットするはず(*^_^*)
D500の連写機能(10コマ/秒)を活用したいが、未だXQD未購入のため連射機能が使えない(>_<)
(2018/3/9、TAKA)
雫の世界:(15.1)フェイク編|(15.2)水玉編|(15.3)挑戦編|(15.4)完成編|(15.5)雫のピント合わせ|(15.6)しずく玉|
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