撮影研究室>雫の世界 撮影の様子

(15.2)水玉編

 ピントが合わない、タイミングが合わない・・・。落下している水滴に背景を撮し込むことがこれほど難しいこととは・・・。
 

撮影装置(右写真)

 ・焼酎サーバー・・・ビニール管の先端から水滴を落下させる。コックで調整。 
 ・モニター・・・明るく大きい方が望ましい。元祖?Markus Reugels氏は、ポスター?
 ・カメラ・・・マクロレンズが望ましい。三脚・ケーブルレリーズ必須

 

ピント

 水滴を大きく撮すため、距離B(レンズと水滴の距離)は最短。背景をぼかすため、距離B(水滴とモニターの距離)は長め??
 ピントは当然手動であるが、水滴に合わすのか映り込んだ背景に合わすのか?(映り込んだ背景にピントを合わすと、水滴のフチ部分がぼける) 水滴が球なので水滴の真ん中と周辺では焦点が異なる。

 そもそも、落下している水滴にピントを合わせるのは神業!!!

 

タイミング

 うぉーたーくらうん撮影は、水滴が落下する瞬間から落下している様子を見ながらシャッターが切れる。調子がいいとイチローの打率並にヒットする(^_^)v  ところが今回の落下中の水滴の撮影はそうはいかない。落下を確認してからシャッターを押すと、まず間に合わない。山勘でシャッターを押す、もしくはポトポト連続して水滴を落としタイミングを計るという乱暴な方法を採らざるを得ない。10回に1回当たればいい方である とほっ!

 写り具合からピントの微調整をしたいが、このヒット率では使い物にならない(>_<)


背景が遠すぎ、黒枠が・・・ 水玉の世界 落下水玉に・・・


 

今後の課題

 ・絞り:F値を大きく。被写界深度を大きくし、水滴のふちボケや映り込みの周辺ボケを解消・・・できるかも。
 ・ピント:三脚のエレベーターでカメラを上下に移動させれば、ピント合わせができる。
 ・ビニール管の先端:材質・大きさ・形状により水滴の大きさや形、落下するタイミング等が変化するはず。
 ・背景の世界地図:上下反対に → 映り込んだ地図が見慣れた方向に(*^_^*)
 ・ケーブルレリーズ:MC-30A(純正)は押すのに力が入るので、ソフトタッチのROWA-JAPAN製に
 

(2017/12/27、TAKA)

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