撮影研究室>雫の世界

(15.3)挑戦編

撮影の様子  前回の報告から3ヶ月。あきらめたわけではない。挑戦は続いている・・・、と言うことは、うまくいっていない・・・(>_<) 
 右写真は現在のレベルです(トリミングなし、水滴付近をトリミングしたものが下にあります) 現状報告ということで・・・
 

目標

 ・水滴は、大きく縁がクリアーでブレのない。
 ・映り込みは、中央付近も周辺部もピントが合っている。
 ・背景は、ぼけてはいるが何であるがぼんやりは判ることが望ましい。

 

撮影装置(右イラスト)

 ・カメラ ・・・ 一眼レフ+マクロレンズが望ましい。三脚・ケーブルレリーズ必須
 ・水 滴 ・・・ 前回は焼酎サーバーを使用していたが、今回自作した(エアーチューブ用一方コック)。 
 ・背 景 ・・・ 明るく大きい方が望ましい。液晶モニターから印刷物(A4ノビ)に変更。

撮影の様子  

距離a

 水滴を大きく撮すためには、距離a(レンズと水滴までの距離)を小さくする必要がある。しかしながら、距離aを小さくすると、被写界深度が小さくなり、ピントが合わせにくくなる、水滴の中央付近と周辺のピントが同時には合わないと言うマイナスも同時に起こる。

 さらに、水滴のレンズを横切る時間が短くなるので、シャッターのタイミングがより難しくなる。
 

距離b

 距離bを大きくすると、カメラに入る光の総量が大きくなりシャッター速度を上げることが可能となるかもしれない。
 背景をぼかすためには、距離bを大きくするが、大きくしすぎると水滴に背景の周り(下右端写真、水滴の周辺が黒い)も映り込んでしまう。


水滴は大きいがピントが・・・ 上右写真をトリミングした 水滴は小さいがきれい 背景が遠すぎ、黒枠が・・・
距離a小 距離b小
水滴は大きいがピントが・・・
距離a小 距離b大
上右写真をトリミングした
距離a大 距離b小
水滴は小さいがきれい
距離a大 距離b大
背景が遠すぎ、黒枠が・・・

 

カメラ設定

 シャッター速度(SS):1/1000以上、さらに速いほうが望ましい。
 F値:13前後?
 ISO感度:SSを速く、F値を大きくするためには、上げざるを得ない。場合によって10000(@_@) とにかく照明を明るくしたい。

 

ピントとシャッターのタイミング

 ピント:ピントリングを微調整し、ピントが合うまで撮影・確認を繰り返す。距離aを近づけしすぎない。
 タイミング:D500の連写機能(10コマ/秒)を活用する。

(2018/3/9、TAKA)

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