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(22)翡翠と青丹

 カワセミは、翡翠、翡翆、魚狗、川蝉などと表される。翡翠はヒスイとも読むことができ、ともに美しい”宝石”である。源氏物語椎本に翡翠の文字が見られる(「髪さはらなるほどに落ちたるなるべし、末すこし細りて、色なりとかいふめる、翡翠だちて、いとをかしげに、糸をよりかけたるやうなり」)。

  赤色(緋色)の羽、カワセミのオスという説があるが、腹部(前面)の色が妥当。

  翠色(緑色)の羽、カワセミのメス説ではなく、背中部(後面)の色が妥当。







 Wikipediaでは『カワセミは「川に棲むセミ」の意で、この「セミ」は古名の「ソニ」が「ソビ」に変化し、それが転じて「セミ」となった。その「ソニ」の「ニ」は土の意味で、ソニ(青土)からきた。また、近縁の「アカショウビン」などの ショウビンもこの「ソニ」から来た。』とされ、他のウェブページもほとんど(全く)同様の説明がされている。

 今回気が付いたのが、ソニ(青土)の土が丹ではないかということ。丹(に)には土の意味のほか赤の意味もある。『青丹』で青と赤、すなわちカワセミの背中の青とお腹の赤。







(2020/11/20、TAKA)


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