撮影研究室

(19.1)4K切出し〜カワセミ〜

 動画から静止画を切り出す(キャプチャリング)、瞬間の撮影やタイミングを要する撮影には持ってこいである。ただし、通常の撮影に比べて画像が荒いので、これまで注目されなかったようだし、TAKAもやったことはない。

 カワセミの飛び出し、飛び込みに使えるのでは・・・、マスター(喫茶Sゾン)が果敢にも挑戦た。半信半疑でその画像を確認すると、そこそこ行けている。予備実験でこのレベルということは、条件を整えて撮影すればかなりのものが撮れる可能性がある。

 撮影の条件とは、シャッター速度を上げる(1/2000秒)ため天気がよいこと、カワセミを大きく写すためカワセミまでの距離がそこそこ(10〜20m)であること、 ピントを外さないため前後ではなく横方向に飛び込むこと等である。

 ここ2週間ほど天気を見ながら撮影に出かけているが、潮の条件が悪かったり、飛び込むが遠かったり・・・、最近2度ほどは肝心のカワセミが出現しないという情けない日々が続いている・・・トホッ!

 下の写真は、昨年秋以降撮りためた4K動画から切出したもの。動画撮影にモード選択ができることを知らなかったので、プログラムモードで撮影している。

 下左写真は、好天時に7〜8mの所にじっとしていた時のもの。左半分が通常撮影、右半分は4K動画から切り出したもの。ほとんど見分けがつかず、A4サイズまでの印刷であればなんとか耐えられる。HP等WEBでの使用であれば全く問題はない。

 下中写真は、左の写真のカワセミの羽を等倍表示したもの。やはり等倍にすると残念ながらアラが見えてしまう。


切出しとの比較 切出しとの比較 切出した飛び込み


 上右写真は、かなり遠い(45m)場所でのカワセミの飛び込みシーンを4Kから切り出した者。シャッター速度が間に合っておらず、ピントも甘くなっている。このレベルの写真が、カワセミを撮影しだして数日で撮れるとは驚きである。

(2019/3/3、TAKA)

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